【完全版】タントの給油口の開け方|新型プッシュ式・旧型レバー式の全型式対応ガイド

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タント給油口開け方がわからず、ガソリンスタンドで困った経験はありませんか?

特に2019年以降の新型タントでは、従来のレバー式から車内レバーのないプッシュ式に変更されたため、「給油口のレバーが見つからない!」と焦るドライバーが増えています。

実は、タントの給油口の開け方は型式によって大きく異なり、新型はドアのロック解除と連動するプッシュ式、旧型は運転席右側のレバー式という違いがあります。

この記事では、歴代タントの型式別に給油口の開け方を詳しく解説し、開かない時の対処法から修理費用まで、給油に関するあらゆる疑問を解決します。

タントの給油口の開け方は型式で異なる!まずは自分の車を確認しよう

タントの給油口の開け方を理解するには、まず自分の車がどの型式かを確認することが重要です。

大きく分けて、2019年モデルチェンジを境に「プッシュ式」と「レバー式」の2つのタイプに分かれています。

  • 新型タント(LA650S/LA660S)はプッシュ式
  • 旧型タント(LA600S以前)はレバー式
  • 自分のタントの型式を確認する方法

以下より、詳しく解説します。

新型タント(LA650S/LA660S)はプッシュ式

2019年7月以降に発売された新型タント(4代目)は、車内に給油口を開けるレバーがない「プッシュ式」を採用しています。

新型タントの特徴
  • 型式 ⇒ LA650S(2WD)、LA660S(4WD)
  • 販売開始 ⇒ 2019年7月~現行モデル
  • 給油口の開け方 ⇒ プッシュ式(車内レバーなし)
  • 特徴 ⇒ ドアロックと連動して給油口も施錠・解錠される

新型タントでは、運転席周りをいくら探してもレバーは見つかりません。

車男爵

多くのドライバーが「給油口のレバーがない!」と焦る理由はここにあります。プッシュ式は慣れれば簡単ですが、初めてだと戸惑いますよね。

旧型タント(LA600S以前)はレバー式

2019年6月以前に販売されたタントは、従来通り運転席側にあるレバーを引いて給油口を開ける方式です。

旧型タントの型式一覧
  • 3代目 ⇒ LA600S/LA610S(2013年10月~2019年6月)
  • 2代目 ⇒ L375S/L385S(2007年12月~2013年9月)
  • 初代 ⇒ L350S/L360S(2003年11月~2007年11月)

これらの旧型モデルでは、運転席の右側足元付近にレバーがあり、それを引くことで給油口が開く仕組みになっています。

車男爵

レバーの位置は型式によって若干異なりますが、基本的に運転席の右側にあることは共通しています。

自分のタントの型式を確認する方法

自分のタントがどの型式なのかを確認する方法は複数あります。

型式の確認方法
  • 車検証の「型式」欄を確認
  • 運転席側ドアピラーのステッカーを確認
  • 取扱説明書の表紙を確認
  • エンジンルーム内のコーションプレートを確認

最も簡単なのは車検証を確認する方法です。車検証の「型式」欄に「LA650S」「LA600S」「L375S」などの記載があります。

MEMO

型式の数字の後のアルファベット(S)は2WD、アルファベットが異なる場合(例:LA660S)は4WDを表しています。給油口の開け方は駆動方式に関係なく、型式の数字部分で判断できます。

【新型】プッシュ式タント(LA650S/LA660S)の給油口の開け方

新型タントの給油口は、車内にレバーがなく、給油口自体を押して開けるプッシュ式を採用しています。

慣れれば簡単ですが、正しい手順を知らないと開かないこともあるため、詳しく解説します。

  • 【ステップ1】ドアロックを解除する
  • 【ステップ2】給油口の右側を押す
  • 【ステップ3】給油キャップを外す
  • よくある失敗と対処法

以下より、各ステップを詳しく見ていきます。

【ステップ1】ドアロックを解除する

新型タントのプッシュ式給油口は、車のドアロックと連動しています。

ドアロック解除の方法
  • スマートキーのロック解除ボタンを押す
  • 運転席ドアハンドルのボタンを押す(スマートキー携帯時)
  • 車内のドアロックスイッチで解除する

車男爵

ドアがロックされた状態では、給油口を押しても開きません。必ず最初にドアロックを解除してください。

エンジンを切った直後でも、ドアロックがかかっていなければ給油口は開きます。

【ステップ2】給油口の右側を押す

ドアロックを解除したら、給油口を押して開けます。押す位置は給油口の右側(車体後方側)です。

正しい押し方のコツ
  • 給油口の右端を「カチッ」と音がするまで押し込む
  • 押す力は軽く、でもしっかりと押す
  • 押したらすぐに手を離す
  • 手を離すと自動的に給油口が開く

車男爵

左側や中央を押しても開きません。必ず右側(車体後方側)を押してください。初めての方は何度か練習すると良いでしょう。

【ステップ3】給油キャップを外す

給油口が開いたら、中にある給油キャップを外します。

給油キャップの外し方
  • キャップを反時計回り(左回り)に回す
  • 「シュー」という音がしたら一旦止める
  • 音が止まったらゆっくりと外す
  • 外したキャップは給油口の裏側にあるホルダーに掛ける

注意

キャップを外す際の「シュー」という音は、タンク内の圧力が抜ける音です。急いで外すとガソリンが噴き出すことがあるため、必ずゆっくりと外してください。

よくある失敗と対処法

新型タントの給油口が開かない場合の主な原因と対処法を紹介します。

給油口が開かない主な原因
  • ドアロックが解除されていない
  • 押す位置が間違っている(左側や中央を押している)
  • 押す力が弱すぎる、または強すぎる
  • 寒冷地で凍結している

車男爵

特に多いのは「ドアロックの解除忘れ」と「押す位置の間違い」です。落ち着いて正しい手順で操作すれば必ず開きます。

それでも開かない場合は、機械的な故障の可能性があるため、後述する「緊急時の対処法」を参照してください。

【旧型】レバー式タント(LA600S/L375S/L350S)の給油口の開け方

2019年6月以前のタントは、運転席側にあるレバーを引いて給油口を開ける従来型の方式を採用しています。

型式によってレバーの位置が若干異なるため、それぞれ詳しく解説します。

  • LA600S/LA610S(2013年~2019年)の場合
  • L375S/L385S(2007年~2013年)の場合
  • L350S/L360S(2003年~2007年)の場合

以下より、型式別に詳しく見ていきます。

LA600S/LA610S(2013年~2019年)の場合

3代目タントのレバーは、運転席の右側足元、ドライバーの右膝前あたりに配置されています。

LA600S/LA610S系のレバー位置
  • 位置 ⇒ 運転席右側の足元付近
  • 形状 ⇒ 黒いプラスチック製のレバー
  • 操作 ⇒ 手前に引くと給油口が開く
  • 隣接 ⇒ ボンネットオープナーレバーと並んで配置

車男爵

レバーには給油機のマークが付いていることが多いです。ボンネットオープナーと間違えないよう注意してください。

レバーを引くと「カチッ」という音とともに給油口が開きます。

L375S/L385S(2007年~2013年)の場合

2代目タントも基本的には運転席右側にレバーがありますが、位置がやや異なります。

L375S/L385S系のレバー位置
  • 位置 ⇒ 運転席右側、ハンドル下付近
  • 特徴 ⇒ LA600S系よりもやや上側に配置
  • 操作 ⇒ レバーを手前に引く
  • 確認 ⇒ 給油機マークで識別可能

車男爵

この世代のタントは「便利機能」として給油口オープナーの位置が工夫されており、比較的見つけやすい場所にあります。

L350S/L360S(2003年~2007年)の場合

初代タントのレバー位置も基本的には運転席右側ですが、内装デザインによって若干の違いがあります。

L350S/L360S系のレバー位置
  • 位置 ⇒ 運転席右側の下部
  • 特徴 ⇒ シンプルなレバー形状
  • 注意点 ⇒ 年式により若干位置が異なる場合がある

MEMO

どの型式でも基本的に運転席の右側にレバーがあることは共通です。見つからない場合は、運転席周りをよく探してみてください。

タントの給油口が開かない!緊急時の対処法

給油口が開かないトラブルは、プッシュ式・レバー式どちらでも発生する可能性があります。

ここでは、タイプ別の応急処置と修理について詳しく解説します。

  • プッシュ式が反応しない場合の応急処置
  • レバーが効かない場合の対処法
  • ディーラーに行く前に確認すべきこと
  • 修理費用の目安と修理期間

以下より、それぞれの対処法を詳しく説明します。

プッシュ式が反応しない場合の応急処置

新型タントのプッシュ式給油口が開かない場合の応急処置を紹介します。

プッシュ式の応急処置手順
  • まずバッテリー上がりでないか確認
  • ドアの施錠・解錠を数回繰り返す
  • 給油口周辺を軽く叩いて振動を与える
  • それでも開かない場合は内張りからアクセス

車男爵

最終手段として、トランクルーム側から内張りを外してアクセスする方法があります。ただし、これは専門知識が必要なので、可能ならディーラーに依頼しましょう。

注意

無理に力を加えると破損の原因になります。応急処置で開かない場合は、専門店での修理を検討してください。

レバーが効かない場合の対処法

旧型タントでレバーを引いても給油口が開かない場合の対処法です。

レバー式の故障原因
  • ワイヤーの切断または伸び
  • レバー本体の破損
  • 給油口ロック機構の固着
  • 冬季の凍結

応急処置として、以下の方法を試してみてください。

レバー式の応急処置
  • レバーを強めに数回引いてみる
  • 給油口を外から軽く押しながらレバーを引く
  • トランクから給油口付近にアクセスしてワイヤーを直接引く

ディーラーに行く前に確認すべきこと

修理に出す前に、以下の点を確認しておくと診断がスムーズです。

事前確認チェックリスト
  • 症状の詳細(いつから、どのような状況で)
  • プッシュ式の場合、ドアロックは正常に動作するか
  • レバー式の場合、レバーの動きに違和感はないか
  • 異音の有無(カチッという音がするか)
  • 過去に同様のトラブルがなかったか

車男爵

これらの情報を整理してディーラーに伝えると、原因特定が早くなり、修理時間の短縮にもつながります。

修理費用の目安と修理期間

給油口の故障修理にかかる費用と期間の目安を紹介します。

修理内容 費用目安 修理期間
ワイヤー交換 10,000円~15,000円 1~2時間
ロック機構交換 15,000円~25,000円 2~3時間
レバー本体交換 5,000円~10,000円 30分~1時間
電気系統修理 20,000円~30,000円 半日~1日

MEMO

修理費用は部品代と工賃を含んだ目安です。ディーラーや修理工場によって価格は異なるため、事前に見積もりを取ることをおすすめします。

ガソリンスタンドで困らないための基礎知識

給油口の開け方がわかっても、実際のガソリンスタンドで戸惑うことがないよう、タント特有の情報を整理しました。

  • タントの給油口は左側!位置の確認方法
  • タントのガソリンタンク容量と給油量の目安
  • セルフスタンドでの給油手順
  • スタッフに説明する時の伝え方

以下より、実践的な情報を詳しく解説します。

タントの給油口は左側!位置の確認方法

タントの給油口はすべての型式で車体の左側(助手席側)に配置されています。

給油口位置の確認方法
  • 燃料計の給油機マークの矢印が左を向いている
  • 運転席から見て左側(助手席側)にある
  • ガソリンスタンドでは左側通行で進入

車男爵

メーターパネルの燃料計をよく見ると、給油機のアイコンに小さな矢印があります。この矢印が示す方向に給油口があるんです!

タントのガソリンタンク容量と給油量の目安

タントのガソリンタンク容量は型式によって異なります。

型式 タンク容量 満タン時の目安金額
LA650S/LA660S 30リットル 約4,500円
LA600S/LA610S 30リットル 約4,500円
L375S/L385S 36リットル 約5,400円
L350S/L360S 36リットル 約5,400円

MEMO

金額はレギュラーガソリン150円/Lで計算した目安です。実際の価格は地域や時期によって異なります。

セルフスタンドでの給油手順

初心者でも安心してセルフ給油できるよう、詳しい手順を説明します。

手順1
給油口側を給油機に寄せて停車
タントの給油口は左側なので、左側を給油機に寄せます。エンジンを切り、パーキングブレーキをかけます。
手順2
静電気除去パッドにタッチ
車を降りたら、必ず静電気除去パッドに触れてから作業を始めます。これは安全上非常に重要です。
手順3
給油口を開ける
新型はドアロック解除後にプッシュ、旧型はレバーを引いて給油口を開けます。
手順4
油種と給油量を選択
タントはレギュラーガソリンです。満タンまたは金額・リッター数を指定します。
手順5
給油開始
ノズルを奥まで差し込み、レバーを引いて給油します。自動で止まったら終了です。

スタッフに説明する時の伝え方

フルサービスのガソリンスタンドで、スタッフに給油口の開け方を説明する際の例文を紹介します。

新型タント(プッシュ式)の場合
「給油口は左側です。車内にレバーはなく、給油口の右端を押すと開きます。ドアロックは解除してあります。」

旧型タント(レバー式)の場合
「給油口は左側です。運転席の右側にあるレバーを引くと開きます。」

車男爵

事前に伝えておけば、スタッフも戸惑わずスムーズに給油してもらえます!

まとめ

タントの給油口の開け方は、型式によって大きく異なることがわかりました。

2019年以降の新型(LA650S/LA660S)はプッシュ式で、車内レバーがなく給油口を直接押して開けます。一方、2019年以前の旧型はレバー式で、運転席右側のレバーを引いて開けます。

プッシュ式で開かない場合は、まずドアロックの解除を確認し、給油口の右側を正しく押すことが重要です。レバー式の場合は、ワイヤーの不具合が主な原因となります。

どちらのタイプでも、給油口が開かない緊急時には応急処置がありますが、無理は禁物です。修理費用は概ね2万円前後が目安となります。

また、タントの給油口は全型式で左側にあり、ガソリンタンク容量は新型が30L、旧型の一部が36Lとなっています。

この記事を参考に、自分のタントの型式を確認し、正しい給油口の開け方をマスターしてください。ガソリンスタンドで慌てることなく、スムーズな給油ができるようになるはずです。

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