車のコーティング剤最強はこれ!おすすめ6選の艶・撥水性・ムラなどを比較

愛車の美しさを長持ちさせるために欠かせないコーティング剤。市場にはさまざまな種類があり、「どれが最強なのか?」と迷ってしまいますよね。

コーティング剤を選ぶ際には、艶の出方・撥水性・耐久性・作業のしやすさ・コスパ などを総合的に考慮することが重要です。

この記事では、のガラス系コーティング剤の中から、特におすすめの6製品を厳選し、それぞれの特徴や違いを徹底比較しています。

車男爵

「とにかく撥水力を重視したい」「艶のある仕上がりが欲しい」「簡単に施工したい」「コスパを重視する」など人によって違うニーズに合った商品を紹介します。

目次

車のコーティング剤最強はこれ!おすすめ6選の艶や撥水性を比較

Amazonのレビューを検証して、各コーティング剤の性能を以下の項目ごとに点数を付けました。

最高得点が5点、最低得点が1点となります。

製品名
光沢
撥水性 親水性 耐久性 作業性 コスパ
CCウォーターゴールド 5点 4点 3点 4点 5点
レインドロップ 3点 5点 3点 4点 3点
ゼロウォーター 3点 5点 2点 5点 5点
ルックス レインコート 2点 5点 5点 4点 4点
スマートミストNEO 5点 4点 3点 5点 5点
ゼロドロップ 5点 4点 3点 4点 3点

スマートミストNEOは撥水タイプで評価しました。

各項目別の最強コーティング剤は次のようになりました。

  • 艶・光沢最強は「CCウォーターゴールド」「スマートミストNEO」「ゼロドロップ」
  • 撥水性最強は「レインドロップ」「ルックス レインコート」
  • 親水性最強は「ゼロウォーター」
  • 耐久性最強は「ルックス レインコート」
  • 作業性最強は「ゼロウォーター」「スマートミストNEO」
  • コスパ最強は「CCウォーターゴールド」「ゼロウォーター」「スマートミストNEO」

以下より、詳細を見ていきたいと思います。

艶・光沢最強は「CCウォーターゴールド」「スマートミストNEO」「ゼロドロップ」

艶・光沢の評価は、施工直後の光沢の強さのユーザーの満足度を基に決定しました。

しっかりと光沢が出るという口コミが多かったのは、「CCウォーターゴールド」「スマートミストNEO」「ゼロドロップ」です。

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ただし、ワックスほどの艶は出ないとの口コミが多いので、あくまでコーティング剤の中の艶や光沢の評価になります。

また、艶はそれなりに出るが、特別な光沢感はないのが、3点の「レインドロップ」「ゼロウォーター」。

撥水重視で光沢はあまりないのが、2点の「ルックス レインコート」という結果になりました。

撥水性最強は「レインドロップ」「ルックス レインコート」

撥水性の評価は、施工直後の水弾きの強さをユーザーがどれくらい実感しているかを基に決定しました。

撥水力が高いのは「レインドロップ」と「ルックス レインコート」です。

両者には違いがあって、口コミの評価からは、レインドロップは「ボディ&ガラス向けの強力な撥水」、ルックス レインコートは「特にガラス向けの強撥水」といえます。

その他のコーティング剤も撥水力はあるのですが、上記の2商品と比べると性能が落ちるという意見があったので評価は4点としました。

ゼロウォーターに関しては撥水タイプではなく親水タイプになるので評価をしていません。

親水性最強は「ゼロウォーター」

親水性の商品は「ゼロウォーター」のみですが、口コミからは親水性の性能がしっかり発揮される製品と評価されているため5点としました。

口コミでも「水滴が広がりながら流れる」「撥水というよりも、水がまとまってスッと流れる」という意見が多数ありました。

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親水タイプのコーティング剤であることが明確で、親水性を求めるユーザーからの評価も高いです。

耐久性最強は「ルックス レインコート」

耐久性の評価は、コーティングの持続時間や雨・洗車後の効果の継続性を基準に決定しました。

どうしても手軽に行えるコーティン剤は比較的持続時間が短くなってしまいますが、中でも比較的長持ちする(3ヶ月程度)のは「ルックス レインコート」です。

車男爵

3ヶ月程度は撥水効果が持続するとの意見が多数、屋内保管であれば半年近く持つとの声もあります。

車男爵

ただし、雨が多い環境ではすぐに撥水が落ちるといった声もあるので、使用環境によって耐久性は変わってきます。

その他のコーティング剤の耐久性は以下のようになります。

MEMO
  • 比較的長持ちする(3ヶ月程度)「ルックス レインコート」
  • 持続性は普通(1ヶ月程度)「CCウォーターゴールド」「レインドロップ」「スマートミストNEO」「ゼロドロップ」
  • 耐久性が短く頻繁に施工が必要(1ヶ月以下)「ゼロウォーター」

作業性最強は「ゼロウォーター」「スマートミストNEO」

作業性の評価は施工の手軽さ、拭き取りのしやすさ、ムラの出にくさを基準に決定しました。

ムラになりにくく、誰でも簡単に施工できるという口コミが多く、初心者でも扱いやすいのは、「ゼロウォーター」「スマートミストNEO」です。

車男爵

その他の商品も施工は簡単ですが、拭き取りに注意が必要でムラになるという口コミがあったので評価は4点としました。

コスパ最強は「CCウォーターゴールド」「ゼロウォーター」「スマートミストNEO」

価格評価は、製品の内容量と価格を基に1回の施工あたりのコストを算出すると概ね1回の使用料は300円前後。

価格的にはそれほど差はないものの、実際の使用量や効果の持続性には差があるので、その点を合わせて総合的に判断しました。

スプレーの出が良く、ムラなく伸ばしやすく、実際の消費量が少ないためコスパが良いのは、「CCウォーターゴールド」「ゼロウォーター」「スマートミストNEO」となります。

口コミをみると、スプレーの出方にムラがあり液の伸びがそこまで良くないルックス レインコートですが、耐久性が非常に高いのでコスパは4点としました。

液を多く使わないと効果が実感しにくいゼロドロップ、スプレーの出方が均一ではなく液を多く使うレインドロップはコスパが良くないといえるでしょう。

各コーティング剤の特長

コーティング剤は、スプレーして拭くだけで手軽に光沢が出せるため、初心者でも扱いやすいのが特徴ですが、商品によって艶や撥水の性能が違います。

それぞれの特徴を解説します。

  • CCウォーターゴールド(スプレーの使いやすさと艶のバランスが良い)
  • レインドロップ(撥水力が非常に強い)
  • ゼロウォーター(親水系で水滴の跡を防ぐ)
  • ルックス レインコート(フロントガラスの撥水力が最高レベル)
  • スマートミストNEO(手間をかけずに簡単にコーティングできる)
  • ゼロドロップ(撥水と艶のバランスが良いオールラウンダー)

CCウォーターゴールド(スプレーの使いやすさと艶のバランスが良い)

CCウォーターゴールドは、施工後の艶と撥水効果のバランスが良いコーティング剤です。

撥水効果も高く、水滴がしっかり弾かれますが、ワックスのような最高レベルの撥水性を求める人には少し物足りなく感じるかもしれません。

また、スプレーの出が良く、少量で広範囲をカバーできるため、コスパが非常に良いという点も魅力です。

車男爵

施工のしやすさと艶・撥水のバランスを重視する人におすすめのコーティング剤です。

レインドロップ(撥水力が非常に強い)

レインドロップは、非常に強い撥水性能を持つコーティング剤で、水滴がしっかりと弾かれるのが特徴です。

ただし、スプレーの出方がやや均一ではなく、施工時にやや多くの液を使ってしまうことがあるため、使用量には注意が必要です。

価格は比較的安いのですが、液の消費が多い点がデメリットとなり、コスパが悪くなるかもしれません。

車男爵

とにかく撥水性を最重視したい人には最適なコーティング剤です。

ゼロウォーター(親水系で水滴の跡を防ぐ)

ゼロウォーターは、唯一の親水系コーティング剤であり、水滴が広がって流れ落ちる特性を持っています。

ムラになりにくく簡単に施工できるのですが、耐久性はやや低めで頻繁な再施工が必要になります。

液の伸びが良く少量で広範囲をカバーできるため、コスパは悪くないといえるでしょう。

車男爵

撥水コーティングとは異なり、水滴の跡が残りにくいので、特に雨染みを防ぎたい人におすすめです。

ルックス レインコート(撥水力と耐久性が最高レベル)

ルックス レインコートは、特に撥水効果に優れたコーティング剤です。

ボディ以外にもフロントガラスにも施工でき、雨天時の視界が格段に向上するのも大きな魅力です。

撥水性が非常に高く、耐久性も比較的長いため、頻繁な施工が不要である点もメリットです。

ただし、スプレーの出方にムラがあり、均一に塗布するには少し慣れが必要なため、施工時には注意が必要です。

車男爵

撥水効果を特に重視する人には最適なコーティング剤です。

スマートミストNEO(手間をかけずに簡単にコーティングできる)

スマートミストNEOは、洗車の拭き取りと同時に施工できるのが最大の特徴です。

他のスプレータイプの製品も洗車後の拭き取りと同時に施工可能ですが、スマートミストNEOは特に拭き取りやすく、ムラになりにくい点が優れています。

耐久性は平均的ですが、定期的に洗車をする人であれば、それほど問題にはならないでしょう。

車男爵

手間をかけずに簡単にコーティングをしたい人に最適な製品です。

ゼロドロップ(撥水と艶のバランスが良いオールラウンダー)

ゼロドロップは、撥水性と艶のバランスが良いオールラウンドなコーティング剤です。

施工後の水弾きは十分なレベルで、艶もしっかりと出るため、見た目の仕上がりにも満足しやすい製品です。

耐久性は平均的ですが、スプレーの出がやや強く、施工時に液を多く使いすぎる傾向があるため、コスパは若干低めになります。

車男爵

撥水と艶の両方をバランス良く求める人には非常に適したコーティング剤です。

濃色車の方必見!ムラになりにくいコーティング剤を徹底分析

コーティング剤を選ぶときに「ムラになりにくいか?」は超重要ポイントですよね。

特に濃色車ではムラが目立ちやすいため、施工しやすく仕上がりが均一な製品を選びたいです。

車男爵

この章では、実際のAmazonレビューを分析し、ムラに関する口コミを元に各コーティング剤の特徴を徹底解説します。

ランク 商品名 ムラに関するレビュー割合(%)
1位 ゼロウォーター 4.22%
2位 ゼロドロップ 7.01%
3位 スマートミストNEO 7.52%
4位 レインドロップ 9.40%
5位 CCウォーターゴールド 12.58%
6位 ルックス レインコート 12.77%

第1位:ゼロウォーター(ムラの割合 4.22%)

ゼロウォーターは「ムラにならない」「拭き上げが楽」という声が圧倒的に多く、特に初心者でも使いやすい という評価が目立ちました。

今回比較した商品の中で、ムラを極力避けたいならゼロウォーターが最強です。

車男爵

やはり濃色車には、親水性コーティング剤がムラになりにくいですね。

第2位:ゼロドロップ(ムラの割合 7.01%)

ゼロドロップもムラになりにくいと評価されていますが、ゼロウォーターと比べると「拭き上げのタイミング次第でムラになる」という声がちらほら。

ゼロウォーターほどの安心感はないものの、適切に拭き上げればムラの心配は少ないでしょう。

ゼロウォーターに次ぐ安定感のあるコーティング剤です。

車男爵

今回比較した商品の中の、撥水性コーティング剤の中では、最もムラになりにくいと言えますね。

第3位:スマートミストNEO(ムラの割合 7.52%)

スマートミストNEOは「拭き方次第でムラになりやすい」という声が多め。しかし、適切に施工すれば問題ないとの意見も。

ムラが出にくいですが、拭き残しや乾燥には気をつける必要あります。

車男爵

ゼロウォーターやゼロドロップより少し気を使う必要があるので、施工に慣れている人向けといえますね。

第4位:レインドロップ(ムラの割合 9.40%)

レインドロップは「撥水性能は抜群だけどムラになりやすい」との声が多めなので、ムラが気になる人にはおすすめしにくいです。

また、拭き上げのタイミングやコーティング剤の量など、施工時の注意点が多いため、扱いが難しい印象。

車男爵

撥水力は高いですが、施工の難易度がやや高いため、コーティング慣れしている人向けといえますね。

MEMO

第5位のCCウォーターゴールドはスプレーしすぎなければムラが出にくいのですが、レインドロップは「施工が難しい」との声が多いです。
 
つまり、口コミの割合ではレインドロップの方がムラになりにくいと読み取れますが、施工の難しさから実際はレインドロップの方がムラになりやすい可能性もあります。

第5位:CCウォーターゴールド(ムラの割合 12.58%)

CCウォーターゴールドは「塗りすぎるとムラが出やすい」との指摘が多め。ただし、適切に使えばキレイに仕上がるという声もあります。

車男爵

ムラになりやすいですが、施工次第でカバー可能といます。

とはいえ、濃色車の場合はムラが目立つ可能性があるため注意しましょう。

第6位:ルックス レインコート(ムラの割合 12.77%)

ルックス レインコートは「拭き上げをしっかりしないとムラが目立つ」との声が多めです。

乾燥が早く、拭き残しが発生しやすくムラになりやすいです。施工にスピードが求められるタイプです。

車男爵

液が乾いてしまった後にムラを防ぐには、拭き上げに時間をかけないといけないので、少し手間がかかるコーティング剤といえます。

特に、濃色車だとムラが目立ちやすいので、施工に慣れている人向でしょう。

コーティング剤の種類!「低価格」「簡単施工」ならガラス系コーティング剤

車のコーティング剤は大きく、「専門店で施工するタイプ」と「自分で施工できるタイプ」に分類できます。

それぞれ、耐久性や価格、手軽さなどが大きく異なります。

まずは、専門店で施工するタイプの特徴を表にしたのでご覧ください。

コーティング種類 耐久性 価格帯
ガラスコーティング 1~3年 5万円~15万円
セラミックコーティング 3~5年 10万円~30万円
グラフェンコーティング 5年以上 20万円~40万円

※コーティングの種類の「ガラス」と「ガラス系」は別物です。

耐久性は最低でも1年~ですが価格も5万円~となり、高耐久ですが高価格なことが分かります。

また、当たり前ですが、専門業者に頼まないといけないので簡単には施工できません。

次に、自分で施工できるタイプの特徴を表にしました。

コーティング種類 耐久性 価格帯
ガラス系コーティング 1~3ヶ月以上 2,000円~5,000円
油膜系コーティング(ワックス) 1~2ヶ月 1,000円~5,000円

耐久性は1ヶ月~と専門店で施工するタイプと比べると短いですが、価格は非常にお手頃になっています。

また、油膜系コーティングは塗り込みと拭き取りといった2工程が必要ですが、ガラス系コーティングは基本的にスプレーして拭き取るだけの簡単施工。

ガラス系コーティングは「低価格」「簡単施工」が最大の売りと言えますが、口コミを見ると、撥水(または親水)でも満足できるレベルです。

車男爵

そのため、最強と言う意味では専門店で施工するタイプですが、価格的に誰もが手を出せるものではないので、この記事ではガラス系コーティング剤を比較して最強コーティング剤を決定しました。

水の流れ方(撥水・親水・滑水)の違いと選び方

コーティング剤は、水の流れ方の違いにより、「撥水(はっすい)」「親水(しんすい)」「滑水(かっすい)」と3種類に分類することが出来ます。

それぞれの特徴を以下の表でお伝えします。

種類 水の流れ方 メリット デメリット
撥水 水滴がコロコロと転がる 艶が出て美しい、汚れが付きにくい ウォータースポットができやすい
親水 水が膜のように広がって流れる 水滴が残りにくい、シミになりにくい ツヤが出にくい
滑水 水がスムーズに流れ落ちる
(撥水と親水の中間)
水滴が流れやすくシミができにくい、適度なツヤも保てる 撥水のような強い弾き方や、親水の完全な水膜感はない

これらの特徴を踏まえ、以下の条件に合った選び方をすると良いでしょう。

条件別の選び方
  • 撥水(ツヤを重視、ガレージ保管向き)
  • 親水(屋外駐車、黒系ボディ、雨・夏などのシミ対策)
  • 滑水(どんな環境でも使いやすい、万能型)

まとめ

人気の車用コーティング剤6製品を比較し、それぞれの特徴や違いを詳しく解説しました。

コーティング剤は、製品によって 艶や撥水性の強さ、持続力、施工のしやすさ、コスパなどが異なります。

ニーズ別でみると以下のようになります。

  • 撥水性能を最優先したいなら「レインドロップ」「ルックス レインコート」
  • 艶とコスパのバランスを求めるなら「CCウォーターゴールド」「ゼロドロップ」
  • 親水性で水滴跡を防ぎたいなら「ゼロウォーター」
  • 手軽に施工したいなら「スマートミストNEO」
  • ムラを気にしたくないなら「ゼロウォーター」

どのコーティング剤も優れた性能を持っていますが、使用目的に合った製品を選ぶことが大切です。

ぜひ今回の比較を参考に、あなたにとって最適な「最強のコーティング剤」を見つけてください。

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