新型エクストレイルがひどいと言われる7つの理由!後悔しないための購入テクニックも

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2022年7月にフルモデルチェンジした日産の新型エクストレイル(T33型)は、最新のe-POWERシステムやe-4ORCE、先進的な装備を搭載し、大きな話題を集めました。

しかし一方で、「ひどい」「価格が高すぎる」「期待外れだった」「タフギア感が消えた」といった厳しい声も少なくありません。

この記事では、新型エクストレイルが「ひどい」と言われる理由を客観的に分析し、購入後に後悔しないための具体的なテクニックをお伝えします。

車男爵

批判的な意見だけでなく、優れた点や競合車種との比較も含めて、あなたが最適な選択をできるよう多角的な視点でご紹介していきます。

目次

新型エクストレイルがひどいと言われる7つの理由

新型エクストレイルに対する否定的な評価は、主に先代モデルとの比較や期待値とのギャップから生まれています。

ここでは、実際のユーザーの声や専門家の評価を基に、ひどいと言われる具体的な理由を詳しく解説していきます。

  • 【理由1】価格が大幅アップ「高すぎる」「コスパが悪い」の声
  • 【理由2】期待外れの燃費「e-POWERなのに燃費が良くない」という不満
  • 【理由3】デザインの大幅変更「タフギア感が消えた」「個性がなくなった」
  • 【理由4】内装の質感と装備への不満「価格に見合わない」「安っぽい」
  • 【理由5】列目シートの実用性に疑問符「狭すぎる」「ほぼ使えない」
  • 【理由6】パワートレインへの懸念「VCターボの信頼性」「e-POWERのみ」
  • 【理由7】その他(納期、リセール、細部の使い勝手など)

以下より、それぞれの内容を詳しく説明していきます。

【理由1】価格が大幅アップ「高すぎる」「コスパが悪い」の声

新型エクストレイルに対する批判で最も多いのが、価格の大幅な値上げに関する不満です。

先代モデル(T32型)の車両価格が319万円~だったのに対し、新型(T33型)は360万円~と、エントリーグレードでも40万円以上の値上げとなっています。

新型エクストレイルの価格帯(2025年現在)
  • Sグレード(2WD) ⇒ 約360万円~
  • Xグレード(2WD) ⇒ 約384万円~
  • Gグレード(4WD) ⇒ 約475万円~
  • AUTECH e-4ORCE(3列) ⇒ 約497万円~

この価格設定により、「ミドルサイズSUVとしては高すぎる」「競合車種と比べて割高感がある」という声が多く聞かれます。

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原材料の高騰や半導体不足の影響もありますが、それを考慮しても消費者にとっては負担が大きい値上げと感じられています。

特にフル装備にすると500万円を超えるケースも多く、「この価格ならレクサスNXやハリアーの上級グレードも選択肢に入る」という比較論も出ています。

【理由2】期待外れの燃費「e-POWERなのに燃費が良くない」という不満

新型エクストレイルは全グレードにe-POWERを搭載していますが、燃費性能に対する期待と現実のギャップが指摘されています。

WLTCモード燃費は以下の通りです。

  • 2WDモデル ⇒ 19.7km/L
  • 4WD(e-4ORCE)モデル ⇒ 18.3~18.4km/L

しかし、実燃費は市街地走行で12~14km/L、高速道路でも16~18km/L程度という報告が多く、「e-POWERの割に燃費が良くない」という不満につながっています。

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車重が1.7~1.9トンと重いことや、SUVの空気抵抗が影響しているようです。コンパクトカーのe-POWERとは条件が異なることを理解する必要があります。

特にハイブリッドシステムへの期待値が高かったユーザーからは、「ガソリン車とあまり変わらない」「価格差を回収できない」といった厳しい評価も聞かれます。

【理由3】デザインの大幅変更「タフギア感が消えた」「個性がなくなった」

新型エクストレイルのデザインは賛否両論を呼んでいます。

従来のエクストレイルが持っていた「タフギア」というアウトドア志向の力強いデザインから、都会的で洗練されたデザインへと大きく変化しました。

デザインに対する否定的な意見
  • 「SUVらしい力強さが薄れた」
  • 「どこにでもあるようなデザインで個性がない」
  • 「アウトドア感が消えて普通の乗用車みたい」
  • 「フロントマスクが大きすぎてバランスが悪い」

特に長年エクストレイルを愛用してきたファンからは、「これじゃエクストレイルじゃない」という声も聞かれます。

一方で、「高級感が増した」「都会的でスタイリッシュ」と評価する声もあり、ターゲット層の変化を感じさせる結果となっています。

【理由4】内装の質感と装備への不満「価格に見合わない」「安っぽい」

400万円を超える価格帯にもかかわらず、内装の質感に対する不満の声が少なくありません。

主な批判点として以下が挙げられています。

  • プラスチック素材の多用 ⇒ ダッシュボードやドアトリムなど
  • シートの質感 ⇒ ファブリックシートの質感が価格に見合わない
  • 装備の物足りなさ ⇒ 下位グレードでは基本装備も有料オプション

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特にXグレードでは、NissanConnectナビゲーションシステムが約41万円のオプションとなっており、総額がさらに膨らむ要因となっています。

競合車種と比較して「コストパフォーマンスが悪い」という評価につながっており、購入を躊躇する要因の一つとなっています。

【理由5】3列目シートの実用性に疑問符「狭すぎる」「ほぼ使えない」

新型エクストレイルの7人乗り仕様(3列シート)に対する批判は特に厳しいものがあります。

「X e-4ORCE」と「AUTECH e-4ORCE」で3列シートの設定がありますが、3列目は「大人が座るには狭すぎる」「エマージェンシーシート程度」という評価が大半を占めています。

3列目シートの問題点
  • 足元スペースが極端に狭い
  • ヘッドクリアランスも不十分
  • 長時間の乗車は困難
  • 荷室容量も大幅に犠牲になる

実用性を重視するファミリー層からは、「無理に3列にする必要があったのか」「2列シートで荷室を広く使った方が実用的」という声が多く聞かれます。

【理由6】パワートレインへの懸念「VCターボの信頼性」「e-POWERのみ」

新型エクストレイルのパワートレインに関しても、いくつかの懸念が指摘されています。

まず、発電用エンジンに採用されたVCターボ(可変圧縮比ターボ)について、「新技術の信頼性が不安」「長期的な耐久性が未知数」という声があります。

また、e-POWERのみの設定となったことで、以下のような不満も聞かれます。

不満
  • 「純ガソリンエンジンの選択肢がない」
  • 「加速時のエンジン音が気になる」
  • 「高速道路での静粛性に課題がある」
  • 「エンジンのレスポンスが鈍い」

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e-POWERシステム自体は優れた技術ですが、すべてのユーザーのニーズに合うわけではないようです。

【理由7】その他(納期、リセール、細部の使い勝手など)

上記以外にも、新型エクストレイルには様々な不満点が指摘されています。

その他の不満点
  • 納期の遅延 ⇒ 一時期は半年以上待ちのケースも
  • リセールバリューへの不安 ⇒ 日産車全般の課題
  • プロパイロットの制御精度 ⇒ 「まだ改善の余地がある」
  • 収納スペースの使い勝手 ⇒ 「もう少し工夫が欲しい」

これらの積み重ねが、「期待していたほどではなかった」という総合的な評価につながっているようです。

ひどいだけじゃない!新型エクストレイルの魅力と優れた点

ここまで批判的な意見を見てきましたが、新型エクストレイルには高く評価されている点も多数存在します

実際に購入したオーナーからの満足度の高い声も多く、その魅力を正しく理解することが重要です。

  • 進化したe-POWERとe-4ORCEの圧倒的な走行性能
  • 先進の運転支援技術「プロパイロット」の進化と安心感
  • 洗練された内外装デザイン(高評価な側面)
  • JNCAPファイブスター獲得!揺るぎない安全性
  • 使い勝手の良いラゲッジスペースと多彩なシートアレンジ

以下より、詳しく解説します。

進化したe-POWERとe-4ORCEの圧倒的な走行性能

新型エクストレイルの最大の魅力は、第2世代e-POWERとe-4ORCEの組み合わせによる走行性能です。

電気モーターによる駆動は、最高出力204ps、最大トルク330Nmという力強いパフォーマンスを実現しています。

e-POWER × e-4ORCEの特徴
  • 瞬時のトルク発生 ⇒ 発進時からスムーズで力強い加速
  • 静粛性の高さ ⇒ 市街地走行では圧倒的な静かさ
  • ワンペダル操作 ⇒ アクセルペダルだけで速度調整が可能
  • 雪道や悪路での安定性 ⇒ 4輪を独立制御する高度な走破性

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特にe-4ORCEの制御技術は業界トップクラスで、どんな路面状況でも安定した走行を実現します!

実際のオーナーからも「加速がスムーズで気持ちいい」「雪道での安心感が段違い」という高評価が寄せられています。

先進の運転支援技術「プロパイロット」の進化と安心感

新型エクストレイルには、最新版のプロパイロットが搭載されています(Xグレード以上)。

この運転支援システムは、高速道路での運転負担を大幅に軽減し、長距離ドライブでの疲労軽減に大きく貢献します。

主な機能として以下があります。

主な機能
  • インテリジェントクルーズコントロール ⇒ 前車との車間距離を自動維持
  • ハンドル支援機能 ⇒ 車線中央を維持するようステアリングをアシスト
  • ナビリンク機能 ⇒ カーブの手前で自動減速(Gグレード)
  • プロパイロット緊急停止支援システム ⇒ ドライバーの異常を検知して自動停止

「高速道路の運転が楽になった」「家族での長距離移動が苦にならない」という声が多く聞かれます。

洗練された内外装デザイン(高評価な側面)

批判的な意見もある一方で、新型エクストレイルのデザインを高く評価する声も少なくありません。

デザインの評価ポイント
  • 高級感のあるフロントフェイス ⇒ Vモーショングリルの存在感
  • 流麗なサイドシルエット ⇒ クーペライクな美しいライン
  • 質感の高い内装 ⇒ 上級グレードは本革シートも選択可能
  • 先進的なコックピット ⇒ 12.3インチのデジタルメーター

特に「アーバンSUV」としての完成度は高く、都市部での使用を想定したユーザーからは「スタイリッシュで満足」という評価を得ています。

JNCAPファイブスター獲得!揺るぎない安全性

新型エクストレイルは、自動車安全性能評価(JNCAP)で最高評価のファイブスターを獲得しています。

これは衝突安全性能と予防安全性能の両面で高い評価を受けた証であり、家族の安全を第一に考えるユーザーにとって大きな安心材料となっています。

標準装備される主な安全装備は以下の通りです。

主な安全装備
  • インテリジェント エマージェンシーブレーキ ⇒ 歩行者・自転車も検知
  • インテリジェント FCW(前方衝突予測警報)
  • インテリジェント LI(車線逸脱防止支援)
  • インテリジェント BSI(後側方衝突防止支援)
  • エアバッグシステム ⇒ 運転席・助手席ニーエアバッグ含む7個

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最新の安全技術が惜しみなく投入されており、この点では競合車種と比べても遜色ない装備内容です。

使い勝手の良いラゲッジスペースと多彩なシートアレンジ

3列目シートには批判もありますが、2列シート仕様のラゲッジスペースは高く評価されています。

ラゲッジスペースの特徴
  • 容量575L ⇒ クラストップレベルの広さ(2列シート時)
  • フラットな床面 ⇒ 大きな荷物も積みやすい設計
  • 防水加工フロア ⇒ アウトドアギアも気兼ねなく積載可能
  • 多彩なシートアレンジ ⇒ 6:4分割可倒式でフレキシブルに対応

「キャンプ道具一式が余裕で積める」「ゴルフバッグ4つも楽々収納」といった実用性の高さを評価する声が多く聞かれます。

新型エクストレイルひどい評価を覆す?後悔しないための購入テクニック

新型エクストレイルの良い点・悪い点を理解した上で、購入後に後悔しないための具体的なテクニックをご紹介します。

グレード選びからオプション選択、納期対策まで、賢い買い方のポイントを詳しく解説していきます。

  • グレード選びが最重要!不満点を回避できるおすすめグレード
  • オプション選択で満足度向上!必須/おすすめオプションと不要オプション
  • 最新納期情報(2025年現在)と少しでも早く手に入れる裏ワザ
  • リセールバリューを意識した賢い選択(カラー、グレード、オプション)
  • 試乗で必ずチェックすべき「ひどい」と言われるポイント

これから、各ポイントについて詳しく見ていきましょう。

グレード選びが最重要!不満点を回避できるおすすめグレード

新型エクストレイルのグレード選びは、満足度を大きく左右する最重要ポイントです。

グレード別おすすめ度
  • X e-4ORCE(2列シート) ⇒ 最もバランスが良くコスパ優秀 ★★★★★
  • G e-4ORCE ⇒ 装備充実だが価格が高い ★★★★☆
  • S ⇒ 価格は抑えられるが装備が物足りない ★★☆☆☆
  • 3列シート仕様 ⇒ 実用性に疑問、避けた方が無難 ★☆☆☆☆

最もおすすめは「X e-4ORCE(2列シート)」です。その理由は以下の通りです。

MEMO
  • e-4ORCEの走行性能が体感できる
  • プロパイロットがオプションで装着可能
  • 価格と装備のバランスが最も良い
  • リセールバリューも期待できる

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Sグレードは装備が貧弱すぎて、結局オプションを追加すると割高になります。最初からXグレードを選ぶのが賢明です。

オプション選択で満足度向上!必須/おすすめオプションと不要オプション

オプション選択も購入後の満足度に大きく影響します。必要なものと不要なものを見極めることが重要です。

必須オプション

これだけは付けたい必須オプション
  • NissanConnectナビゲーションシステム(Xグレード) ⇒ 約41万円
  • プロパイロット(Xグレード) ⇒ ナビとセット
  • インテリジェント アラウンドビューモニター ⇒ 駐車が格段に楽に

おすすめオプション

予算に余裕があれば付けたいおすすめオプション
  • リモコンオートバックドア ⇒ ハンズフリー機能が便利
  • 防水シート(セルクロス) ⇒ アウトドア使用に最適
  • 100V AC電源(1500W) ⇒ キャンプや災害時に活躍

不要と思われるオプション

慎重に検討すべきオプション
  • パノラミックガラスルーフ ⇒ 約13.7万円と高額、夏場は暑い
  • BOSE Premium Sound System ⇒ 13.2万円は費用対効果が疑問
  • 各種エアロパーツ ⇒ リセール時にプラスにならない場合が多い

最新納期情報(2025年現在)と少しでも早く手に入れる裏ワザ

2025年現在の新型エクストレイルの納期は、グレードによって1~3ヶ月程度となっています。

グレード別納期の目安(2025年5月時点)
  • 2WDモデル ⇒ 1~2ヶ月程度
  • X e-4ORCE ⇒ 2~3ヶ月程度
  • G e-4ORCE ⇒ 2~3ヶ月程度
  • 特別仕様車 ⇒ 3ヶ月以上の場合も

納期を少しでも早めるための裏ワザをご紹介します。

裏ワザ1「人気グレード・カラーを選ぶ」
生産優先順位が高く、キャンセル待ちも狙えます。人気カラーはブリリアントホワイトパール、ダイヤモンドブラックです。

裏ワザ2「複数ディーラーに問い合わせ」
同じ日産でも販売会社によって在庫状況が異なります。複数店舗に確認することで早期納車の可能性が高まります。

裏ワザ3「展示車・試乗車の購入交渉」
ディーラーの展示車や試乗車が売りに出されることがあります。新車同様の保証付きで即納可能な場合も。

リセールバリューを意識した賢い選択(カラー、グレード、オプション)

新型エクストレイルのリセールバリューを最大化するためのポイントをまとめました。

リセールを意識した選択
  • グレード ⇒ X e-4ORCEまたはG e-4ORCEが有利
  • ボディカラー ⇒ ホワイト系、ブラック系が鉄板
  • 駆動方式 ⇒ 4WD(e-4ORCE)の方が需要高
  • オプション ⇒ ナビ、プロパイロット付きは査定プラス

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特殊なカラーや過度なカスタマイズは避け、万人受けする仕様を選ぶことがリセール価値維持の鉄則です。

3~5年後の売却を想定している場合は、上記のポイントを押さえることで、数十万円の差が出ることもあります。

試乗で必ずチェックすべき「ひどい」と言われるポイント

購入前の試乗では、批判されているポイントを重点的にチェックすることが重要です。

チェック1
e-POWERのエンジン音
加速時や高速走行時のエンジン音が気になるか確認。特に高速道路での巡航時の音をチェック。
チェック2
実燃費の確認
試乗中の燃費計をチェック。市街地と高速道路での差を体感する。
チェック3
3列目シートの実用性
7人乗り仕様の場合、実際に3列目に座ってみて快適性を確認。
チェック4
内装の質感
プラスチック部分の質感、シートの座り心地などを自分の基準で判断。
チェック5
収納スペースの使い勝手
センターコンソールやドアポケットなど、日常使いの利便性を確認。

これらのポイントが許容範囲内かどうかを、自分の使用シーンを想定しながら判断することが、購入後の後悔を防ぐ最良の方法です。

それでもひどいと感じるなら?おすすめの競合車種を徹底比較

新型エクストレイルの特徴を理解した上で、「やはり自分には合わない」と感じる方もいるでしょう。

ここでは、同クラスの競合車種の特徴と、どんな人に向いているかを詳しく解説します。

  • タフさ・力強い走りを求めるなら「トヨタ RAV4」
  • 上質感・リセールバリュー重視なら「トヨタ ハリアー」
  • 内外装の質感・ディーゼル・実用的な3列目なら「マツダ CX-5 / CX-8」
  • 独自のAWD性能・視界の良さ・安全性を求めるなら「スバル フォレスター」
  • PHEVの経済性・給電機能・3列目を求めるなら「三菱 アウトランダーPHEV」

以下より、それぞれの車種の特徴を詳しく見ていきます。

タフさ・力強い走りを求めるなら「トヨタ RAV4」

アウトドア志向が強く、オフロード性能を重視する方には、トヨタ RAV4がおすすめです。

RAV4の特徴
  • ダイナミックトルクベクタリングAWD ⇒ 本格的な悪路走破性
  • アドベンチャーグレード ⇒ 専用バンパーでタフな外観
  • ガソリンとハイブリッドを選択可能 ⇒ 用途に合わせて選べる
  • PHVモデルもラインナップ ⇒ EV走行も可能

価格帯は293万円~450万円程度で、エクストレイルよりもタフギア感を求める方に最適です。

ただし、内装の質感や静粛性では新型エクストレイルに劣る部分もあります。

上質感・リセールバリュー重視なら「トヨタ ハリアー」

都市型高級SUVの代表格であるハリアーは、上質感とリセールバリューを重視する方におすすめです。

ハリアーの特徴
  • 洗練された内外装デザイン ⇒ 高級感は随一
  • 静粛性の高さ ⇒ 快適な移動空間を実現
  • トヨタブランドの信頼性 ⇒ リセール価値が高い
  • ハイブリッドの実燃費 ⇒ 20km/L以上も可能

価格帯は312万円~620万円と幅広く、予算に応じて選択肢が豊富です。

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ハリアーは街乗り重視で、オフロード性能は期待できません。用途をしっかり見極めて選びましょう。

内外装の質感・ディーゼル・実用的な3列目なら「マツダ CX-5 / CX-8」

走りの質感と経済性を両立したい方には、マツダのCX-5やCX-8がおすすめです。

CX-5 / CX-8の特徴
  • SKYACTIV-Dディーゼル ⇒ トルクフルで燃費も優秀
  • 魂動デザイン ⇒ 流麗で美しいエクステリア
  • 上質なインテリア ⇒ 価格以上の質感
  • CX-8の3列目 ⇒ 大人でも座れる実用性

特にディーゼルエンジンの選択肢がある点は、長距離走行が多い方にとって大きなメリットです。

価格帯はCX-5が290万円~420万円、CX-8が299万円~510万円程度です。

独自のAWD性能・視界の良さ・安全性を求めるなら「スバル フォレスター」

雪道走行が多い方や安全性を最重視する方には、スバル フォレスターが最適です。

フォレスターの特徴
  • シンメトリカルAWD ⇒ 雪道での安定性は抜群
  • アイサイトX ⇒ 最先端の運転支援技術
  • 優れた視界 ⇒ 運転しやすさはクラストップ
  • 水平対向エンジン ⇒ 低重心で安定した走り

価格帯は306万円~374万円と、装備内容を考えるとコストパフォーマンスは高いといえます。

ただし、内装の高級感やデザインの洗練度では他車に劣る面もあります。

PHEVの経済性・給電機能・3列目を求めるなら「三菱 アウトランダーPHEV」

環境性能と実用性を重視する方には、三菱アウトランダーPHEVがおすすめです。

アウトランダーPHEVの特徴
  • EV走行可能距離87km ⇒ 日常はほぼEVで走行可能
  • V2H対応 ⇒ 家庭への給電も可能
  • 1500W給電機能 ⇒ アウトドアや災害時に活躍
  • 7人乗り3列シート ⇒ 実用的なサイズ

価格帯は462万円~570万円と高めですが、補助金やランニングコストを考慮すると経済的です。

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PHEVは充電環境がある方には最適ですが、充電できない環境では重いハイブリッド車になってしまうので注意が必要です。

まとめ

新型エクストレイルが「ひどい」と言われる理由から、その魅力、購入テクニック、競合車種まで詳しく解説してきました。

確かに価格の上昇や一部の装備への不満は事実として存在します。

しかし、それらを上回るe-POWERとe-4ORCEによる走行性能、先進の安全装備、洗練されたデザインといった魅力も確実に存在しています。

新型エクストレイル購入の判断ポイント
  • 都市型SUVとしての使用 ⇒ 新型エクストレイルは最適
  • アウトドア重視 ⇒ RAV4やフォレスターを検討
  • 高級感重視 ⇒ ハリアーも選択肢に
  • 経済性重視 ⇒ CX-5のディーゼルやアウトランダーPHEV

最も重要なのは、自分の使用シーンと優先順位を明確にすることです。

批判的な意見に惑わされることなく、実際に試乗して自分の目で確かめ、納得のいく選択をすることが後悔しない車選びの秘訣です。

新型エクストレイルは決して「ひどい」車ではありません。正しい理解と適切な選択により、きっと満足のいくカーライフを送れるはずです。

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