オートウェイの工賃は本当に高い?全国統一料金と他店比較で総額を検証

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オートウェイでタイヤ交換を検討する際、「オートウェイって工賃高いの?」と気になる人も多いと思います。

タイヤ本体は安くても工賃が高くて、結局は総額が高くなってしまっては元も子もありません。

そこで、この記事では、オートウェイ(タイヤピット)の工賃が実際のところどうなのか、他店との比較も含めて徹底検証します。

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はじめに|オートウェイの工賃表(全国統一料金)

オートウェイ工賃が高いかどうかを解説する前に、工賃表をお伝えします。

特徴として、全国どこの提携取付店「タイヤピット」でも同じ料金でタイヤ交換ができる「全国統一料金」制度です。

オートウェイが運営するネットショップで購入したタイヤなら、インチサイズによって明確に設定された料金でタイヤ交換が可能になります。

  • インチ別料金表(軽・普通車20インチまで)
  • 工賃に含まれる作業と含まれない作業

以下より、詳細を解説します。

インチ別料金表(軽・普通車20インチまで)

オートウェイのタイヤ交換工賃は、タイヤのインチサイズによって次のように設定されています。

インチサイズ 工賃(1本あたり・税込)
15インチ以下 1,980円
16~18インチ 2,420円
19~20インチ 2,970円
21インチ 4,620円
22インチ 5,720円

また、別途次の費用が発生します。

項目 料金
廃タイヤ処理料 15インチまで550円/本、16-18インチ770円/本、19-20インチ990円/本、21インチ以上は要確認
バルブ交換料 330円/本

さらに、低偏平タイヤについては追加料金が発生します。

低偏平タイヤ 追加料金(1本あたり)
扁平率40% 550円
扁平率35% 1,100円
扁平率30% 1,650円

幅広タイヤも追加料金がかかります。

タイヤ幅 追加料金(1本あたり)
275mm 550円
以降10mm毎に +550円

これらの価格を見ると、特に18インチ以上のサイズや低偏平タイヤになると、工賃はかなり高額になることがわかります。

工賃に含まれる作業と含まれない作業

タイヤピットの基本工賃に含まれる作業と含まれない作業を明確にしておきましょう。

基本工賃に含まれる作業
  • 車体からのタイヤ・ホイールの脱着
  • タイヤとホイールの組み替え
  • バランス調整

基本工賃に含まれない作業(別途料金)
  • 廃タイヤ処理
  • バルブ交換
  • ランフラットタイヤ交換(そもそも非対応の店舗も多い)
  • 低偏平タイヤの追加料金
  • 幅広タイヤの追加料金

また、オートウェイで購入したタイヤであることの証明として、「オートウェイ発行の納品書若しくは領収書の提示が必要」であり、提示できない場合は統一工賃が適用されない点に注意が必要です。

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オートウェイの工賃は高い?他店との総額比較シミュレーション

オートウェイの工賃が高いのか安いのか、他の主要なタイヤ交換店と比較してみましょう。

  • カー用品店・GS・整備工場との工賃差(「16インチ/1本」で比較)
  • タイヤ本体価格まで含めた総コスト検証

カー用品店・GS・整備工場との工賃差(「16インチ/1本」で比較)

主要なカー用品店やガソリンスタンドのタイヤ交換工賃と比較すると、次のような違いがあります。

店舗 工賃 備考
オートウェイ
(タイヤピット)
2,420円 バランス調整込み、廃タイヤ処分・バルブ交換は別
イエローハット 1,100円~1,800円 バランス測定調整含む、店舗により異なる
オートバックス 1,500円~2,500円 車種・店舗により異なる、持ち込みは別料金
ガソリンスタンド 2,000円~4,000円 店舗によって対応できるスタッフがいない場合もある
ディーラー 4,000円~8,000円 整備に関する知識が豊富で技術力も高い

カー用品店の場合、タイヤ持ち込みでの交換工賃はタイヤ館を除き、概ね対応可能です。ただし、タイヤ館は持ち込み受付不可の店舗が多い傾向にあります。

インターネットなどでの口コミを見ると、オートウェイの工賃は「料金がわかりやすい一方で、イメージとしてはやや高い」という意見があるようです。

実際にカー用品店と比べると、基本工賃だけでも割高に設定されている傾向が見られます。

タイヤ本体価格まで含めた総コスト検証

タイヤ交換の総コストを考える際には、工賃だけでなくタイヤ本体価格も重要です。

オートウェイの人気の理由は「タイヤの安さ」にあります。

主力商品はアジアンタイヤで、大量仕入れと流通コスト削減で低価格を実現しています。ディーラーで提示されたタイヤ価格より数万円安い例もあるようです。

例えば、16インチタイヤ(185/55R16)の場合の総コスト例を紹介します。

店舗 タイヤ4本価格 交換工賃(4本) 廃タイヤ処分 バルブ交換 総コスト
オートウェイ 約30,000円~ 9,680円 3,080円 1,320円 約44,080円~
大手カー用品店 約50,000円~ 4,400円~ 1,000円~ 含む場合あり 約55,400円~
ディーラー 約60,000円~ 16,000円~32,000円 含む場合あり 含む場合あり 約76,000円~

このようにタイヤ本体の価格差が大きいため、工賃が多少高めでも総コストではオートウェイが安くなるケースが多いです。

ただし、カー用品店のセールやキャンペーンなどを利用すれば、さらに価格差は縮まる可能性があります。

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工賃が高く見える理由

オートウェイの工賃が高く感じられる理由をいくつか分析してみましょう。

  • 料金設定が明瞭なため逆に割高に見える
  • 追加費用があるので割高に見える
  • 全国統一料金のため地方では割高に見える事も

料金設定が明瞭なため逆に割高に見える

タイヤピットはホームページでタイヤのサイズ別料金を明示しており、全国どこでも同一価格という特徴があります。

車男爵

この透明性により「わかりやすい」と評価される一方、通常はわかりにくい内訳まで明示されることで「高い」と感じられる側面もあります。

追加費用があるので割高に見える

基本工賃に加えて、バルブ交換や廃タイヤ処分など追加費用が別途になっている点も、最終的な請求額が予想より大きくなる原因です。

他店では基本工賃に含まれているケースもあるため、比較すると割高に感じられます。

全国統一料金のため地方では割高に見える事も

タイヤピットは各地域の整備工場や自動車販売店が加盟するポータルサイトで、オートウェイの直営店ではありません。

車男爵

全国統一料金を設定するため、地域ごとの人件費や設備コストの差を平均化した結果、都市部では若干割安でも、地方では割高に感じられることがあります。

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それでも選ばれる!オートウェイのメリット

工賃が若干高めに見えても、オートウェイが多くの顧客に選ばれる理由があります。

  • 豊富な品揃えと価格の安さ
  • 配送から取付までがスムーズ
  • 全国統一料金の安心感がある

豊富な品揃えと価格の安さ

オートウェイは輸入タイヤを中心に幅広い商品を取り扱っており、タイヤ本体の価格は他店よりも大幅に安いケースが多いです。

車男爵

これにより、工賃を含めた総支払額でみると他社よりも割安ということが多いです。

配送から取付までがスムーズ

オートウェイで購入したタイヤは、タイヤピット加盟店に直送できるため、顧客が重いタイヤを持ち運ぶ必要がありません。

車男爵

タイヤピットは全国に3,500店舗以上あり、アクセス面でも便利です。

全国統一料金の安心感がある

地域によって料金が異なる他店と比べ、全国どこでも同じ料金体系で利用できる点は、特に引っ越しや長距離ドライブをする人に安心感を与えます。

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【Q&A】オートウェイ工賃のよくある疑問

最後に、オートウェイのタイヤ交換工賃についてよくある疑問に答えていきます。

  • 工賃を安く抑える方法はある?
  • TPMS・ランフラットは追加料金が発生する?
  • 輸入車・特殊車両は高くなる?

工賃を安く抑える方法はある?

工賃を抑えるために、以下の点を事前に確認しましょう。

  • 低偏平タイヤを避ける⇒扁平率40%未満のタイヤは避けると追加料金がかかりません。
  • バルブ再利用の検討⇒状態が良ければバルブの再利用を相談してみる。(ただし安全面で推奨しません)。
  • 廃タイヤ処分を自分で行う⇒処分方法があれば、廃タイヤ処分料を節約できます。
  • タイヤ保管の必要性の検討⇒イエローハットなどの保管サービスを利用すれば、季節ごとの履き替えでも廃タイヤ処分料が不要になります。

車男爵

ただし、安全面に関わる部分でのコスト削減は避けるべきです。特にバルブは空気圧を保持する重要なパーツなので、状態に不安がある場合は交換することをおすすめします。

TPMS・ランフラットは追加料金が発生する?

ランフラットタイヤについては、「ランフラットタイヤ交換はお受けしておりません」と明記されており、基本的に対応していない店舗が多いようです。

ただし、一部の店舗ではランフラットタイヤに対応していて、1本あたり550円の追加料金で対応している場合もあります。

TPMS(タイヤ空気圧モニタリングシステム)については、車種によって対応が異なるため、事前に取付店に確認する必要があります。

多くの場合、専用の設備や知識が必要となるため、専門店やディーラーでの対応が推奨されます。

輸入車・特殊車両は高くなる?

輸入車については「車種によっては対応出来かねますので事前にお問合せ下さい」と案内されています。

また、「21インチ以上、ランフラットタイヤ、低偏平タイヤ、輸入車、その他標準的な仕様ではない等の場合、取付ができない、または別途工賃が発生する可能性がございます」とされています。

特に高級輸入車や特殊なホイール形状を持つ車両では、タイヤ交換に特別な機材や技術が必要となるケースがあります。

そのような場合は、事前にタイヤピット加盟店に相談し、対応可能かどうかを確認することが重要です。

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購入から取り付けまでの流れと1円でも安く買う方法

ここでは、実際の利用方法と1円でも安くタイヤを購入する方法をお伝えします。

  • オートウェイでのタイヤ購入~取付までの流れ
  • クーポン・キャンペーンを活用して安くタイヤを購入

オートウェイでのタイヤ購入~取付までの流れ

オートウェイでのタイヤ交換の流れは以下の通りです。

手順1
タイヤ選択
オートウェイで希望のタイヤを選びます。「車種」「サイズ」「ブランド」から絞り込むことができます。
手順2
配送先選択
注文画面の配送先で「最寄りの取付店に送る」を選択し、希望するタイヤピット加盟店を指定します。タイヤピットへの直送なら送料無料です(沖縄・離島を除く)。
手順3
取付日時の調整
タイヤ購入手続き完了後、タイヤピットから連絡があり、作業日程を調整します。タイヤ交換の所要時間は4本で1時間~1時間半程度です。
手順4
タイヤ交換作業
予約日に車をタイヤピットに持ち込みます。外したタイヤが不要なら処分を依頼します(処分料は別途必要)。
 
交換時にはオートウェイ発行の納品書または領収書を持参する必要があります。
手順5
支払い
工賃はタイヤピット店舗での支払いとなります。
 
タイヤ本体はオートウェイへの支払い、工賃はタイヤピット店舗への支払いと分かれている点に注意が必要です。

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クーポン・キャンペーンを活用して安くタイヤを購入

オートウェイでは定期的に「チャレンジセール」を実施しており、対象商品をカートに入れるだけで最大10%OFFのクーポン割引が適用されます。

オートウェイは楽天市場にも出店しており、500円~2,500円OFFのクーポンが配布されていることもあります。楽天ポイント払いも利用できるため、楽天ユーザーは特にお得に購入できる可能性があります。

まとめ

オートウェイの工賃は、他のカー用品店と比較するとやや高めに設定されていますが、タイヤ本体の価格が安いため、総コストでは多くの場合お得になります。

特に、明瞭な料金設定と全国統一料金、直送サービスなどの利便性を考慮すると、多くのユーザーにとって魅力的だと言えるでしょう。

車男爵

また、クーポンやキャンペーンを活用することで、さらにコストを抑えることも可能です。

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