ホイールサイズの見方!どこに書いてあるかも解説

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ホイールのサイズや仕様を正確に把握することは、安全で快適なドライブのために重要です。

しかし、ホイールに関する情報は多岐にわたり、理解が難しいことも少なくありません。

この記事では、ホイールのサイズや仕様の見方について、具体的な記載例をもとに詳しく解説します。

ホイールサイズの確認方法から、各部の構造や表記方法までを網羅し、適切な選択と維持に役立つ情報をご紹介します。

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調べ方(確認方法)ホイールサイズはどこに書いてある?

ホイールサイズ(リムサイズ)は、ホイールの内側、特にスポークの裏側やリムの内側に刻印されていることが多いです。

ただし、例えばハブ径などは印字されていないことが多いので、その場合は実際に寸法を測るなどする必要があります。

ホイールサイズ見方(ホイールに印字されている情報)

この章では、ホイールに印字されている情報について、「16×7J +40 5H114.3」を例に解説します。

  • 「16」リム径
  • 「7」リム幅
  • 「J」フランジ形状
  • 「+40」オフセット(ET、インセット)
  • 「5H」ホイールボルトの穴数
  • 「114.3」PCD(ピッチサークル径)

「16」リム径

リム径はホイールの直径で、タイヤの内径に対応します。インチで表記されます。

「7」リム幅

リム幅はホイールの幅で、タイヤが装着される部分の内側の幅を指します。これもインチで表記されます。

「J」フランジ形状

フランジ(Flange)は、ホイールのリム部分にある「立ち上がり」のことで、タイヤがリムから外れないように固定する役割を持っています。

Jフランジ

標準的な乗用車に多く用いられるフランジ形状。Jフランジは軽自動車から普通車まで幅広く対応しています。

JJフランジ

SUVやオフロード車向けのフランジ形状です。フランジがJよりも角ばっており、オフロードでの衝撃や負荷に強い構造になっています。

Kフランジ

トラックやバスなど、重量のある車両向けに設計されたフランジです。高い耐荷重性能を持っています。

Bフランジ

バイクや軽自動車の一部で使用されることがあるフランジ形状。通常のJフランジよりもやや狭い形状になっています。

Aフランジ

商用車やトラックの一部で見られるタイプで、強度が求められる用途向けです。

「+40」オフセット(ET、インセット)

オフセットは、ホイールの中心から取り付け面までの距離を示します。

単位は「mm」で、プラスオフセット(+)、ゼロオフセット(0)、マイナスオフセット(-)の3つの形式があります。

+40mmはホイールの取り付け面がホイールの中心から外側に40mmずれていることを意味します。

「5H」ホイールボルトの穴数

ボルトの穴数はホイールを車体に取り付けるためのボルト(またはナット)の数を指し、「4穴」「5穴」などと表現されます。この数は、ホイールの強度や車のタイプに応じて異なります。

4穴

軽自動車やコンパクトカーに多く見られます。比較的軽量な車に使われることが多く、コストや軽量化が優先される傾向があります。

5穴

普通乗用車からSUVまで幅広く使用され、強度や安定性を向上させるための設計です。一般的な乗用車に多く採用されています。

6穴

トラックや一部の大型SUVに採用されます。より高い強度が必要な車両向けです。

穴数が多いほど、ホイールはより均等に力を分散できるため、大型で重い車両に適しています。

「114.3」PCD(ピッチサークル径)

「Pitch Circle Diameter」の略で、ホイールのボルト穴の中心を結んで形成される円の直径を指します。

ミリメートルで表し、「114.3」や「100」などと記載されます。

ホイールサイズ見方(ホイールに印字されていない情報)

この章では、ホイールに印字されていない情報について、どこで確認するかも含め解説しています。

  • ハブ径
  • TPMS(タイヤ空気圧監視システム)対応
  • ホイール重量
  • ホイールの素材

ハブ径

ハブ径は、ホイールの中央にあるハブ(車軸)に合うように作られた穴の直径です。

一致するハブ径であることが理想ですが、異なる場合はハブリングを使用することもあります。

確認方法

購入時にメーカーや販売店の製品仕様書で確認するか、ホイールのカタログに掲載されていることが多いです。

また、オンラインのホイールメーカーサイトで該当ホイールの仕様を調べると分かります。

実際に穴の直径を計っても良いですね。

TPMS(タイヤ空気圧監視システム)対応

TPMSは、タイヤの空気圧をモニタリングするシステムです。

ホイールがTPMS対応であれば、専用のセンサーを取り付けられる設計となっており、空気圧が低下した際に車両側に警告を表示できるようになります。

特に安全性が重視される最近の車には、このシステムが装備されています。

確認方法

対応ホイールかどうかは、販売店やメーカーに直接問い合わせるか、製品説明に「TPMS対応」と明記されているかで確認できます。

ホイール重量

ホイールの重さのことです。

軽量なホイールは燃費の向上や操縦性の向上に寄与する一方、重いホイールは一般的に耐久性が高いとされています。

確認方法

ホイールの重量は、メーカーのカタログ、製品ページ、または販売サイトの詳細ページで表示されていることが多いです。

軽量ホイールなど、特に重量が注目される製品には詳しい重量情報が提供されることもあります。

実際に計量器に乗せて測ってみても良いでしょう。

ホイールの素材

ホイールに使用されている素材です。

一般的にはアルミニウムやスチールが用いられます。アルミホイールは軽量でデザインの自由度が高く、見た目にも優れています。

一方、スチールホイールは頑丈で、コストが低いため、実用性が重視される場面で選ばれることが多いです。

確認方法

素材情報も、メーカーのカタログや公式ウェブサイト、または販売サイトの商品説明に記載されています。

たとえば、「アルミニウム合金」「スチール製」といった素材名が掲載されている場合があります。

まとめ

ホイールの選択や管理には、サイズや仕様を正しく理解することが不可欠です。

今回紹介したホイールサイズの確認方法や構造の詳細を参考に、自分の車に最適なホイールを見極めましょう。

また、印字がない情報についても、適切な方法で確認することがポイントです。

車男爵

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