タイヤ通販は危険?メリット・デメリットとネット購入時の注意点

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タイヤ通販は、低価格で購入できるだけでなく、時間や場所を選ばずに注文ができる便利さや、豊富な選択肢など、多くのメリットがあります。

半面、実際に実物をみれないなどのデメリットもある為、危険じゃないのか?と不安になってしまいますよね。

そこで、この記事では、タイヤ通販のメリットとデメリットと購入時の失敗を避けるための注意点を解説します。

車男爵

確認すべき事さえ分かれば、タイヤ通販で失敗を恐れる必要はないので、ぜひ参考にしてください。

低価格だけじゃない!タイヤ通販のメリット

タイヤ通販を利用するメリットは、価格の安さ以外にもいくつかあります。以下にその主なポイントを紹介します。

  • 低価格でタイヤを購入できる
  • キャンペーンや割引がある
  • 時間や場所を選ばずに購入できる
  • 豊富な選択肢がある
  • 取付店舗の選択が柔軟
  • 保証やアフターサービス

低価格でタイヤを購入できる

タイヤ通販の最大のメリットは「低価格でタイヤを購入できる」でしょう。

通販サイトでは、実店舗と比べて在庫管理や人件費が抑えられるため、タイヤを割引価格で提供できることが多く、結果的に低価格での販売が可能になります。

キャンペーンや割引がある

タイヤ通販サイトでは、定期的にセールや特別割引、ポイント還元キャンペーンが実施されています。これにより、通常の店頭販売価格よりも大幅に安く購入できるチャンスが増えます。

また、初回購入特典やメルマガ会員限定のクーポンなども配布されることが多いため、さらにお得に買い物が可能です。

具体的な割引やキャンペーン例

季節ごとのセール(夏用・冬用タイヤの切り替え時期などに大規模なセールを開催)、ポイント還元(購入金額に応じてポイントが貯まり、次回以降の購入で割引として利用可能)などの他に、期間限定クーポンや送料無料サービスも利用できる場合があります。

時間や場所を選ばずに購入できる

通販を利用すれば、自宅や職場、外出先からでも手軽にタイヤを注文可能。

実店舗では営業時間に制約があり、特に平日仕事がある人にとっては営業時間内に店舗に足を運ぶのが難しい場合がありますが、通販なら24時間365日注文可能です。

これにより、忙しいスケジュールの中でも自分のペースでタイヤを購入できますよ。

豊富な選択肢がある

通販では、タイヤの種類が非常に豊富で、特に大手のタイヤ通販サイトでは、国内外の有名ブランドや高性能タイヤから低価格なエコノミータイヤまで幅広い選択肢を揃えています。

これにより、車種や走行環境に合った最適なタイヤを見つけやすくなります。

また、海外製タイヤも手軽に購入可能で、店舗では手に入りにくいモデルも取り揃えられていますし、スポーツカー用、高性能タイヤ、スタッドレスタイヤ、オールシーズンタイヤなど、ニッチなニーズにも対応可能です。

価格帯、ブランド、タイヤサイズ、車種などの条件で簡単に検索やフィルタリングが可能な点も、ネットでタイヤを購入するメリットとなります。。

取付店舗の選択が柔軟

通販サイトでは、購入したタイヤを自宅や提携した取り付け店に直接配送できるサービスを提供しています。

特に、重量のあるタイヤを自宅で保管するスペースがない場合や、自力での運搬が難しい場合には大きなメリットとなります。

さらに、一部の通販サイトでは、タイヤの取り付けまでサポートする店舗を指定することができます。

具体的には、タイヤ購入時に取り付けを依頼できる指定店舗が表示され、タイヤを直接その店舗に配送し、車を持って行けばそのまま取り付けが可能。

タイヤの配送日時や取り付け日時をあらかじめ予約できるので、無駄な待ち時間を減らせます。

保証やアフターサービス

通販でのタイヤ購入に不安を感じる人もいますが、最近では通販サイトもアフターサービスに力を入れています。

例えば、購入後一定期間の保証が付く場合や、不良品や破損品の交換に応じるサイトが増えています。また、初期不良時の返品・交換対応が迅速に行われることもあります。

車男爵

実際に僕の場合は、店舗側のミスで間違ったタイヤサイズが送られてきました。取り付けてから少し経って気づいたのですが、正しいサイズを取付店に送ってもらって再度取り付けをしてもらいました。電話でのやり取りをしましたが迅速な対応でした。

危険?タイヤ通販のデメリットも知っておこう

タイヤをネットで購入する際のデメリットもいくつか考えられます。

以下の点について詳しく解説します。

  • タイヤの現物確認ができない
  • 自分で選ぶのでサイズや適合性のミスがある
  • 返品・交換が手間になる
  • 購入した当日にタイヤ交換できない
  • 製造年を指定できない
  • タイミングによって在庫が不足する可能性がある

タイヤの現物確認ができない

オンラインでタイヤを購入する最大のデメリットは、実際に商品を手に取って確認できないことです。

タイヤのトレッドパターンや材質、タイヤの状態や品質を直接確認できないため、想像していたものと違う場合や、サイズや形状が車に合わない場合があるかもしれません。

写真やスペック情報だけではわかりにくい微妙な違いが、購入後に問題となることも。

車男爵

そんな問題を解決する為には、ネットの口コミを利用するか有名タイヤを購入するなど、事前にタイヤの情報を頭に入れておくと良いでしょう。

自分で選ぶのでサイズや適合性のミスがある

タイヤのサイズや適合性を自分で正確に確認する必要があるので、車種に適合しないサイズのタイヤを注文してしまったり、特定の天候条件(雪道や雨の日)に適さないタイヤを選んでしまう可能性もあります。

特にタイヤには、幅、扁平率、リム径、荷重指数、速度記号など複雑な情報が含まれており、誤って違うサイズを購入してしまうと、車に装着できなかったり、パフォーマンスに影響が出たりする可能性があります。

車男爵

このミスを回避する為には、先にお伝えしたタイヤの情報を頭に入れておくほかに、自分の車の正確なタイヤサイズを知っておく必要もあります。

返品・交換が手間になる

実物と写真の違いやサイズのミスなどで返品・交換が必要になった場合、オンライン通販はそのプロセスが面倒な場合があります。

返品交換というサイクルには時間がかかるので、すぐにタイヤを必要としている場合には不便となってしまいます。

また、店舗側のミスではなく自分の発注ミスの場合は、返品・交換時に送料がかかる場合があり、特に大型商品なので高額になることもあるので注意しましょう。

車男爵

自分の車の正確なタイヤサイズを知っておく事と、注文する際に正しいサイズがカートに入っているか何度も確認すると発注ミスが防げます。

購入した当日にタイヤ交換できない

通販でタイヤを購入する場合、実店舗と違い、購入してその場で取り付けが完了するわけではありません。

購入後、タイヤの配送には通常数日から1週間程度かかるため、急なタイヤ交換が必要な場合には対応が難しくなります。

また、タイヤの購入時または到着後に、提携店舗や自分が選んだタイヤショップでの取り付けを予約する必要があります。この予約が混み合っている場合、すぐに取り付けができないこともあります。

車男爵

タイヤの摩耗具合や使用状況を定期的にチェックし、余裕を持ってネット通販でタイヤを注文するのが良いですね。緊急時や早急な対応が必要な場合は、ネット通販ではなく実店舗でタイヤ交換をする方が良い場合もあると覚えておきましょう。

製造年を指定できない

タイヤの性能や安全性には、製造年が大きく関わります。タイヤはゴムでできており、経年劣化により徐々に硬化して性能が低下します。

通販では、タイヤの製造年(一般的にはタイヤのサイドウォールに「DOTコード」として刻印されている)が指定できない場合が多く、古いタイヤが送られてくる可能性がある点がデメリットとなります。

車男爵

高い回転率のある人気の通販サイトや、製造年の新しいタイヤを保証している通販業者を利用することで、古いタイヤを避けることができます。また、製造年に関する情報を事前に問い合わせることも有効です。

タイミングによって在庫が不足する可能性がある

人気商品や特定のサイズはすぐに売り切れる場合があるため、必要なタイミングで在庫がないことも考えられます。購入は早めに検討するのが安心です。

車男爵

これらのデメリットを考慮すると、タイヤをネットで購入する際には、信頼できる通販サイトを利用することが失敗を防ぐうえで重要となります。また、場合によっては、実店舗での購入も検討すると良いでしょう。

タイヤ通販の利用でよくある失敗例

タイヤ通販を利用する際によくある失敗例を以下にまとめました。

  • サイズやホイールタイプを間違えて購入してしまった
  • 予想よりも料金が高くなってしまった
  • 偽物やサイトの商品説明とは違うタイヤが届いた
  • タイヤを取り付けるのに手間がかかってしまった

タイヤサイズやホイールタイプを間違えて購入してしまった

失敗の原因としては、自車の適合タイヤサイズ(幅、偏平率、リム径)を確認せずに購入する。または、車両のホイールタイプ(PCD、オフセット、ハブ径など)を考慮せず選んでしまうなどがあります。

タイヤには、例えば「205/55R16」という形式でサイズが表示されていますが、これを正しく理解できないと間違った商品を購入するリスクがあります。

また、ホイールとタイヤの適合性も重要で、これを見落とすと取り付けができない場合があります。特に初めてタイヤを通販で購入する人に多いミスです。

対策は、車の説明書やタイヤの側面に記載されているサイズを必ず確認したり、ホイールを新しく購入する場合は、車両の適合データを参考にするか、専門家に相談するようにしましょう。

適合確認ツールがあるタイヤ通販なら利用すると良いでしょう。

予想よりも料金が高くなってしまった

失敗の原因は、商品本体の価格だけを見て、送料や追加費用を見落とす。取付費用や廃タイヤ処分費用が別途必要であることを確認していない。キャンペーンや割引条件を誤解している。などがあります。

例えば、「送料無料」と表示されていても特定地域は対象外の場合などですね。

対策は、本体価格だけでなく、送料・取付費用などを含めたトータルコストを購入前に確認する。キャンペーンや割引の詳細条件をしっかり読み込む。複数のショップで料金を比較し、信頼性の高い店舗を選ぶようにしましょう。

偽物やサイトの商品説明とは違うタイヤが届いた

原因として、評判の悪いショップで購入した。サイトの商品説明が不十分で、購入者が誤解してしまった。などがあります。

タイヤ通販では、正規品と偽物の見分けが難しいことがあり、信頼性の低いショップから購入した場合、偽物や性能が劣る商品が届くことがあります。

また正規品であっても、記載内容と異なる商品が届いた場合、返品や交換が必要になりますが、その手続きが手間なことも多いようです。

対策としては、信頼できる店舗(正規販売店や大手通販サイト)を利用する。ショップのレビューや評判を事前に確認する。到着後すぐに商品をチェックし、問題があれば早めに問い合わせる。などをすると良いでしょう。

タイヤを取り付けるのに手間がかかってしまった

原因は、タイヤの取付対応店を事前に確認していなかった。地域に対応可能な店舗が少ない。自力で取り付けを試みて失敗した。などがあります。

通販で購入したタイヤは、取付店に持ち込む必要がありますが、すべての店舗が通販タイヤの取付に対応しているわけではありません。

また、取付店までの距離が遠かったり、追加費用がかかる場合もあります。さらに、初心者が自分で取り付けを試みた場合、工具や技術不足で取り付けに失敗することがあります。

対策としては、購入前に「取付対応店」を検索し、自宅近くで取り付け可能な店舗を確認する。タイヤ通販サイトの「取付店検索」サービスを利用する。専門店に任せるか、プロの作業を依頼する。などがあります。

ネットでタイヤを購入する際に確認したい6つの注意点

タイヤ通販で失敗しないためには、信頼できる通販サイトを利用するのが最重要となりますが、それ以外にもいくつか注意点があります。

この章では、以下の注意点について解説します。

それぞれの項目をしっかりと確認して、タイヤの購入をしましょう。

  • 信頼できるショップの選定をする
  • 適切なサイズか確認をする
  • 必要なサービスの確認をする
  • 納期と送料の確認をする
  • タイヤの製造年月日の確認をする
  • 返品・交換ポリシーの確認をする

信頼できるショップの選定をする

タイヤの品質やサービスの信頼性は、購入するショップによって大きく異なります。

偽ブランド・古いタイヤ・不適切な保管による劣化したタイヤなどを避けるためにも、信頼できるショップを選ぶことが重要です。

タイヤの価格だけでなく、保証やサポート、長年の運営実績なども考慮して通販サイトを選ぶようにしましょう。

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信頼できるタイヤ通販サイトについては、以下の記事で詳しく書いているので合わせてご覧ください。
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適切なサイズか確認をする

適切なタイヤサイズの確認は、安全運転と車両性能の維持に直結する重要なポイントです。

タイヤサイズが車両に適合しない場合、操縦安定性が損なわれたり、燃費が悪化したりする可能性があります。

また、ホイールとの互換性がないと、装着が不可能になるケースもあります。

サイズはサイドウォールに記載されているため、車両の取扱説明書やメーカー指定サイズと照らし合わせて確認することが大切です。

サイズ間違いは返品や交換の手間と費用を増やす原因となるため、慎重に確認しましょう。

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タイヤとホイールのサイズ確認方法は、以下の記事で詳しく書いているので合わせてご覧ください。
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必要な作業や料金の確認をする

タイヤ通販では、タイヤのみの販売が主流のため、タイヤ取付交換作業、バランス調整作業などの作業をしてくれる店舗を別途手配する必要があります。

その為、必要な作業をしてくれる近隣の店舗と多く提携しているタイヤ通販ショップは便利です。

また、タイヤの料金以外に送料や工賃といった費用も発生します。合計金額でいくらになるかを考えるようにしましょう。

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タイヤ通販ショップが提携している店舗の数、送料や工賃などの情報は、以下の記事で詳しく書いているので合わせてご覧ください。
【2024年】タイヤ安い店ランキング!通販おすすめ9サイトを比較

納期の確認をする

通販では店舗購入と異なり、商品が手元に届くまでに時間がかかるため、特に急ぎの場合は納期を事前に確認する必要があります。

さらに、追跡番号の提供がある場合は、配送状況をリアルタイムで確認でき、受け取り準備がスムーズになります。

これらを確認しないと、必要な時期にタイヤを入手できず、思わぬ不便が発生するリスクがあります。

タイヤの製造年月日の確認をする

タイヤの製造年月日の確認は、劣化による安全性低下を防ぐために重要です。

タイヤはゴム製品であり、時間とともに劣化が進行します。製造から年月が経過したタイヤは、新品であっても性能が低下している可能性があります。

タイヤのサイドウォールに刻印されているDOTコードを確認することで、製造年月を特定できます。

タイヤの側面に刻印された製造年月日(例:4223 は2023年の42週目製造)で確認できます。

一般的に、製造から3年以内のタイヤが新品とされ、それ以上経過している場合は注意が必要です。

返品・交換ポリシーの確認をする

返品・交換ポリシーの確認は、万が一のトラブルに備えるために必要です。

通販では実物を確認できないため、サイズ間違いや初期不良が起こる可能性があります。

この際、返品・交換が可能であることを事前に確認しておけば、損失を最小限に抑えられます。

また、送料負担や手数料の有無、対応可能な期間などの詳細を確認することで、余計な出費を防ぐことができます。

購入前にポリシーを確認していないと、返品を断られる場合や、予期せぬ高額な費用が発生する可能性があります。

このようなリスクを避けるためにも、ポリシーの確認は通販購入の必須事項です。

車男爵

これらのポイントを押さえることで、通販でタイヤ購入する際の失敗を避けることができます。

まとめ

タイヤ通販は、低価格や豊富な選択肢、購入の手軽さといった多くのメリットがある一方で、現物確認ができないことや、サイズ選びの注意点など、いくつかのデメリットも存在します。

これらのポイントを把握し、信頼できる通販サイトで購入手続きを進めることで、満足度の高いタイヤ選びができるでしょう。

ぜひ、この記事の情報を参考にして、安心・お得にタイヤを購入してください。

車男爵

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