タイヤの購入から交換予約まで、手間をかけずにネットで完結したい方に注目されているのが「タイヤフッド(TIREHOOD)」です。
この記事では、タイヤフッドの基本情報や特徴、口コミから見える評判、さらにメリット・デメリットを詳しく解説します。
タイヤフッドを利用することで得られる利便性やお得なポイント、そして注意すべき点を整理し、あなたに合ったサービスかどうかを見極めるお手伝いをいたします。
タイヤフッドの基本情報(本社住所・取付工賃・送料など)
- 運営会社は株式会社BEAD(ビード)
- タイヤの取付工賃はオートバックス取付が高い
- 送料は1本あたり1,100円
- 廃タイヤ処理料とバルブ交換料は工賃に含まれる
- 取扱ブランドは多い
運営会社 | 株式会社BEAD(ビード) |
送料 | ・タイヤ単品1本 1,100円 (貨物サイズ3辺計180cm以上の商品は2,750円) ・タイヤホイール4本(1セット)4,400円 ※沖縄・離島などへの配送は追加送料 |
特記事項 | サイズ間違いあんしん保障無料 6ケ月パンク保証無料 |
取扱ブランド | ブリヂストン、ヨコハマ、ダンロップ、トーヨー、ファルケン、ミシュラン、ピレリ、グッドイヤー、コンチネンタル、ハンコック、クムホ、NANKANG |
タイヤフッドのタイヤ取付工賃(税込/1本あたり)は、オートバックスとそれ以外の取付店により工賃が変わります。
取付工賃の詳細は、以下の表でご確認ください。
通常料金 | オートバックス料金 | |
15インチ以下 | 2,640円 | 3,300円 |
16インチ | 2,970円 | 3,300円 |
17インチ 18インチ |
3,300円 | 3,850円 |
19インチ | 4,290円 | 4,950円 |
20インチ | 4,840円 | 5,500円 |
21インチ以上 | 5,500円 | 6,160円 |
運営会社は株式会社BEAD(ビード)
タイヤフッド(TIREHOOD)は、株式会社BEAD(ビード)が運営するタイヤECサイトです。
本社は、東京都中央区日本橋室町二丁目1番1号の日本橋三井タワー6階に位置しています。
同社は2020年3月に設立され、当初はオートバックスセブンと三菱商事グループのカーフロンティアの共同出資により運営されていました。
その後、2024年10月に株主構成が変更され、現在はオートバックスセブンと三菱商事エネルギーが出資しています。
株式会社BEADは、タイヤフッドを通じて、ユーザーがタイヤの購入から取付予約までをオンラインで完結できるサービスを提供しています。
取付工賃がオールインワンで追加料金が発生しない
タイヤフッド(TIREHOOD)の取付工賃は、タイヤ交換に必要な以下の作業を含むオールインワン料金となっています。
- タイヤの脱着
- タイヤとホイールの組み換え
- ホイールバランス調整
- ゴムバルブ交換
- 廃タイヤ処分料
これらの作業がすべて含まれており、店舗での追加支払いはありません。
他のタイヤ通販では別料金に設定(1本あたり約1,000円前後)されている、ゴムバルブ交換と廃タイヤ処分料が取付工賃に含まれているのは嬉しいところです。
総合的に見てお得な料金設定といえるでしょう。
ただし、取付工賃は全国4,100店舗のガソリンスタンドや整備工場で取り付けた場合の「通常料金」と全国500店舗のオートバックスで取り付けた場合の「オートバックス料金」では価格が違います。
オートバックス店舗での交換料金は、窒素ガス充填が含まれるため、通常料金よりも高く設定されています。
送料は1本あたり1,100円
タイヤフッド(TIREHOOD)では、タイヤの送料は以下の通りです。
タイヤ単品で、1本あたり1,100円(税込)
タイヤホイールセットで、4本1セットで4,400円(税込)
これらの送料は、商品代金と一緒に請求されます。
ただし、沖縄や離島などへの配送の場合、1本あたり220円~1,650円の追加送料が発生することがあります。
取扱ブランドは多い
タイヤブランド
国内メーカー
ブリヂストン(BRIDGESTONE):1931年設立の日本最大手タイヤメーカーで、高品質な製品を提供しています。
ダンロップ(DUNLOP):1889年にイギリスで設立され、日本では住友ゴム工業が展開する老舗ブランドです。
ヨコハマ(YOKOHAMA):1917年設立の日本のタイヤメーカーで、スポーツタイヤや低燃費タイヤなど多彩なラインアップを持ちます。
トーヨータイヤ(TOYO TIRES):1945年設立の日本のメーカーで、独自の技術で高性能なタイヤを開発しています。
ファルケン(FALKEN):1983年に設立されたブランドで、スポーティなタイヤが特徴です。
海外メーカー
ミシュラン(MICHELIN):1889年設立のフランスの大手タイヤメーカーで、燃費性能や耐久性に優れた製品を提供しています。
グッドイヤー(GOODYEAR):1898年設立のアメリカ発祥の世界的なタイヤメーカーで、革新的な技術で知られています。
コンチネンタル(Continental):1871年設立のドイツの老舗タイヤメーカーで、高い安全性と性能を誇ります。
ピレリ(PIRELLI):1872年設立のイタリアの高級タイヤブランドで、スポーツカー向けのタイヤに強みがあります。
BFグッドリッチ(BFGoodrich):1870年設立のアメリカのブランドで、SUVや4×4車向けの大型タイヤを中心に展開しています。
ジスラヴェッド(Gislaved):1893年設立のスウェーデンのブランドで、ヨーロッパ製造の良質なタイヤを提供しています。
ハンコック(HANKOOK):1941年設立の韓国のタイヤメーカーで、高い技術力を背景に新技術を次々と生み出しています。
クムホ(KUMHO):1960年設立の韓国のメーカーで、多くの自動車メーカーに新車装着タイヤを供給しています。
ロードストーン(ROADSTONE):韓国のネクセンタイヤが製造する欧米向けブランドで、高級自動車メーカーの標準装着用タイヤに多く採用されています。
ニットー(NITTO):1949年設立のトーヨータイヤが北米を中心に展開するブランドで、個性的なトレッドパターンが特徴です。
GTラジアル(GT RADIAL):1951年設立のインドネシアのメーカーで、世界8カ国に生産拠点を持ち、プレミアムブランドの地位を築いています。
ノキアン(NOKIAN TYRES):1988年設立のフィンランドの老舗タイヤメーカーで、世界で初めてウィンタータイヤを製造したことで知られています。
オートバックスプライベートブランド
オートバックス(AUTOBACS):国内有名メーカーと共同開発したオリジナルタイヤを展開しています。
ホイールブランド
国内メーカー
RAYS(レイズ):高品質な鍛造ホイールで知られる日本のメーカーで、スポーツカーからSUVまで幅広い車種に対応するデザインを提供しています。
ENKEI(エンケイ):世界的なシェアを持つ日本のホイールメーカーで、軽量かつ高強度のホイールを製造しています。
WORK(ワーク):デザイン性と性能を兼ね備えたホイールを提供する日本のメーカーで、カスタムオーダーにも対応しています。
KYOHO(共豊コーポレーション):多彩なデザインと高品質で知られる日本のホイールメーカーで、幅広い車種に対応する製品を展開しています。
MID(マルカサービス):安全性とデザイン性を追求したホイールを提供する日本のメーカーで、コストパフォーマンスの高い製品が特徴です。
SSR:モータースポーツで培った技術を活かし、高性能なホイールを製造する日本のメーカーです。
Weds(ウェッズ):独自のデザインと高い技術力で知られる日本のホイールメーカーで、幅広いラインナップを展開しています。
YOKOHAMA WHEEL(ヨコハマホイール):タイヤメーカーとして知られる横浜ゴムが展開するホイールブランドで、高いデザイン性と性能を兼ね備えています。
DELTA FORCE(デルタフォース):アウトドアやオフロード向けのデザインが特徴の日本のホイールブランドで、SUVユーザーから人気を集めています。
BRIDGESTONE(ブリヂストン):タイヤメーカーとして有名なブリヂストンが展開するホイールブランドで、品質と信頼性が高い製品を提供しています。
HOT STUFF(ホットスタッフ):デザイン性とコストパフォーマンスに優れたホイールを提供する日本のメーカーで、幅広い車種に対応しています。
CRIMSON(クリムソン):SUVや四駆車向けの迫力あるデザインが特徴の日本のホイールメーカーで、クラシカルな雰囲気の製品も展開しています。
RS Watanabe(RSワタナベ):クラシックカー向けのデザインで知られる日本のホイールメーカーで、独特の8スポークデザインが特徴です。
BBS:高品質な鍛造ホイールで世界的に知られるメーカーで、F1などのモータースポーツでも採用されています。
海外メーカー
OZ Racing(OZレーシング):イタリアを代表するホイールメーカーで、F1チームにも製品を提供する高い技術力を持っています。
KMC:アメリカのホイールメーカーで、独特のデザインと高い耐久性が特徴です。
ネット上の口コミから分かるタイヤフッドの評判
- タイヤの製造年は販売ページに記載あり
- 発送は早い
- 「メールが来ない」という人は少ない
- パンク保証は2種類
- ネットから簡単にタイヤ購入から交換予約までできる
タイヤの製造年は販売ページに記載あり
タイヤフッドでは、タイヤの販売ページに製造年が「20〇〇年製」と書かれていて分かりやすいです。
ただし、何週目かは記載がありません。また、2年以内の製造とだけ書かれている場合もあります。
DMしますね
タイヤフッドで買うメリットはちゃんとした倉庫で保管されていて、製造年が分かることですね!
尼だ経由だと販売元ショップを良く調べないと保管状態や製造年が古かったりと、確かに安いですがリスキーです
安心と価格のどちらを取るかで決めればいいと思いますよ— たかさん@Mazda3 (@mazda3_taka3) November 29, 2024
発送は早い
タイヤフッド公式サイトでは、支払いから1週間ほどで商品到着としていますが、価格.comの口コミでは3日で到着したという方が結構いました。
「メールが来ない」という人は少ない
以下に掲載している「タイヤフッドからメールが来ない」という方の口コミをご覧ください。
タイヤフッドでタイヤ交換注文したが、確認のメールが来ない
— ジーザス(c) (@nemuruusagi) January 28, 2023
Twitter(X)で、このようにメールが来ないという方がいましたが、この1件だけでした。
タイヤフッドから連絡が来ない事はあまりないようですね。
パンク保証は2種類
タイヤフッド(TIREHOOD)では、購入されたすべてのタイヤに対し、万が一のパンクに備えた「パンクあんしん保証」を提供しています。この保証は、以下の2種類から選択可能です。
6ヶ月ベーシック保証は、無料で付帯される基本的な保証です。
プレミアム保証は、有料で提供される手厚い保証プランです。
ネットから簡単にタイヤ購入から交換予約までできる
タイヤフッドの公式サイトでは、簡単にタイヤが購入できて交換予約までネットで完結、そして交換は家の近くでらくらくとアナウンスされています。
実際の口コミを見ても以下のように楽だったとうものがありました。
タイヤフッドなるネットサービスでタイヤ交換予約してみた。タイヤ通販(安い)→直送→近くの評判良さそうな整備場へ、全部ネットで申込完了!イエローハットより3.5万も安いし、楽だ。
— けうち (@keuchu) November 25, 2021
タイヤ交換おわり!!
初めてタイヤフッドで頼んでみたけど楽でいいなコレ— ぐる_いまきち@そうなんどりる (@k0tatu_aqua) March 10, 2020
反対意見の「難しかった」「使いにくかった」などの意見を見つかりませんでした。
評判から分かるメリット・デメリットとおすすめの人・おすすめ出来ない人
- メリットから分かるおすすめの人
- デメリットから分かるおすすめ出来ない人
メリットとおすすめの人
メリット
- ブリヂストン、ヨコハマ、ダンロップ、ミシュランなど、信頼性の高い国内外の有名ブランドが揃っている。
- 「タイヤ購入」と「タイヤ交換予約」がネットで完結するので楽。
- タイヤの製造年が販売ページに記載されており、購入時に確認できる。
- 取付工賃がオールインワンで追加料金が発生しない。(ゴムバルブ交換や廃タイヤ処分料は追加のショップは多いので、合計金額が分かりやすいです。)
- 無料の6ヶ月パンク保証に加え、有料でより手厚いプレミアム保証も選択可能。
おすすめの人
- 国内一流ブランドを希望する人
- タイヤ購入から交換予約をネットで完結したい人(忙しくて店舗に足を運ぶ時間がない人やネットショッピングに慣れている人など)
- 古いタイヤが届かないか心配な人
- 取付作業の追加費用を避けたい人
- パンク保証を重視する人
デメリットとおすすめ出来ない人
デメリット
- タイヤの製造年は分かるが、タイヤの製造年週を選べない
- タイヤ交換にオートバックスを選択すると工賃が高い
おすすめ出来ない人
- タイヤの製造年週にこだわる人
- オートバックスでの交換を考えている人
タイヤフッドでタイヤを安く購入する方法
タイヤフッドでは、期間限定のセールやクーポン配布を行うことがあります。
公式サイトや各ECサイトのタイヤフッド店舗ページを定期的に確認し、最新のセール情報やクーポンを入手することで、さらにお得に購入できます。
また、タイヤフッド楽天市場店やYahoo!ショッピング店で購入することで、各ECサイトのポイント還元を受けることができます。
特に、楽天市場の「お買い物マラソン」や「楽天スーパーセール」などのキャンペーン期間中は、ポイント倍率が上がるため、実質的な価格を下げることが可能です。
車男爵
まとめ
タイヤフッド(TIREHOOD)は、国内外の有名ブランドを手軽に購入でき、取付工賃も明確で追加料金の心配がない便利なタイヤ通販サイトです。
タイヤの購入から交換予約までネットで完結する利便性に加え、無料のパンク保証や製造年の明記など、安心して利用できる特徴があります。
一方で、製造年週の指定ができないことや、オートバックスでの交換費用が高めに設定されている点には注意が必要です。
ネットでのタイヤ購入に興味がある方や、コストパフォーマンスを重視する方におすすめのサービスです。