オートウェイの評判は最悪?怖い?不祥事から工賃・送料まで解説

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タイヤ購入を検討する際、候補として挙がることの多い「オートウェイ」。

その評判については、「価格が安い」「発送が早い」といった好意的な声から、「品質が不安」「対応が遅い」といったネガティブな意見までさまざまです。

この記事では、実際の口コミから見える評判からメリット・デメリットを解説して、オートウェイをおすすめの人・おすすめしない人をお伝えします。

オートウェイの基本情報や過去の不祥事も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。

オートウェイの基本情報(本社住所・取付工賃・送料など)

  • 本社は福岡県の日本企業
  • タイヤの取付工賃は全国統一の基本料金
  • 送料は無料から
  • 廃タイヤ処理料とバルブ交換料は別途料金
  • 取扱ブランドは多数あり

運営会社 株式会社オートウェイ
取付工賃 15インチ以下:1,980円/1本(税込)
16インチ~18インチ:2,420円/1本(税込)
19インチ~20インチ:2,970円/1本(税込)
送料 無料(沖縄・離島・個人宅への送付を除く)
別途料金 廃タイヤ料、バルブ交換料
取扱ブランド NANKANG、ハンコック、クムホ、ピレリ、コンチネンタル、ケンダ、トライアングル、ミシュラン、ブリヂストン、ヨコハマ、ゼトロ、DELTA、マックスティス、ウィンターマックス

本社は福岡県の日本企業

株式会社オートウェイは、福岡県京都郡苅田町に本社を置き、輸入タイヤやホイールの販売を主な事業とする企業です。

アジアタイヤを多く取り扱っていることから、中国のメーカーではないかと考える方もいるようですが日本企業です。

1969年に設立され、1999年からインターネット通販を開始しました。

福岡県内に直営店舗を4店舗展開しており、全国に約3,700店の取付店ネットワークを持つなど、幅広いサービスを提供しています。

タイヤの取付工賃は全国統一の基本料金

オートウェイで購入したタイヤの取付工賃は、タイヤのインチサイズに応じて全国統一の基本料金が設定されています。

この基本工賃には、車体からのタイヤ・ホイールの脱着、タイヤとホイールの組み替え、バランス調整が含まれます。

ただし、廃タイヤ処理料やバルブ交換料は含まれていないため、別途料金が発生する場合があります。

送料は無料から

配送先 基本料金(1本/税込)
タイヤピットへ直送 無料
個人宅 330円

送料は、オートウェイが提携する取付店「タイヤピット」への直送の場合、送料が無料。個人宅への配送には、1本あたり330円(税込)の送料がかかります。 この料金が基本料金となります。

配送先 追加料金(1本/税込)
沖縄本島 550円
沖縄本島以外の離島(宮古島など) 1,650円
その他の離島 1,100円

この基本料金に追加で送料がかかる場合があり、沖縄本島で1本あたり550円(税込)、沖縄本島以外の離島(宮古島など)で1本あたり1,650円(税込)、その他の離島で1本あたり1,100円(税込)がかかります。

注意

離島への発送で、ご注文時の「ご要望欄」に「離島」と明記してください。記載がない場合、到着が遅れる可能性があります。

廃タイヤ処理料とバルブ交換料は別途料金

オートウェイで購入したタイヤの交換時、廃タイヤ処理料とバルブ交換料は基本工賃に含まれておらず、別途料金が発生します。

使用済みタイヤの処分には、1本あたり約500円(税込)、タイヤのエアバルブ交換には、1本あたり約500円(税込)の費用がかかることがあります。

これらの料金は取付店によって異なる場合があるため、正確な金額は事前に各取付店に直接お問い合わせいただくことをおすすめします。

取扱ブランドは多数あり

タイヤブランド

NANKANG(ナンカン):台湾で最も長い歴史を持つタイヤメーカーで、世界180ヶ国以上で販売されています。

DAVANTI(ダヴァンティ):イギリスのタイヤブランドで、安全で快適なドライブを実現するタイヤを研究・開発しています。

MOMO(モモ):イタリアのレーシングドライバー、ジャンピエロ・モレッティによって設立されたブランドで、デザイン性と性能に優れたハイパフォーマンスタイヤを提供しています。

FINALIST(ファイナリスト):スポーティなドライビングを楽しめるタイヤブランドで、ハンドリングの爽快感を実感できます。

OTANI(オータニ):タイを拠点とする総合タイヤメーカーで、世界120ヶ国以上で販売されています。

CEAT(シアット):インドを代表するタイヤブランドで、世界110ヶ国以上で製品とサービスを提供しています。

COOPER(クーパー):1914年創業のアメリカの老舗タイヤメーカーで、乗用車からバス、トラックまで幅広いサイズのタイヤを製造・販売しています。

HIFLY(ハイフライ):コストパフォーマンスに優れたタイヤで、北米、ヨーロッパをはじめ、世界各国で人気を博しています。

ZEETEX(ジーテックス):UAE(ドバイ)に拠点を置くタイヤディーラーが製造・販売を行っているタイヤブランドで、世界85ヶ国で販売されています。

RADAR(レーダー):シンガポール発のグローバルタイヤブランドで、世界初の環境に優しい「100%カーボンニュートラル」の認証を取得しています。

MAXTREK(マックストレック):顧客満足度第一で技術革新を続ける急成長ブランドで、世界の一流タイヤメーカーに匹敵する技術力を備えています。

MINERVA(ミネルバ):ヨーロッパで愛されて100年、ベルギー発の歴史的グローバルタイヤブランドで、世界52ヶ国以上で販売されています。

ARMSTRONG(アームストロング):アメリカで長い歴史を持つタイヤブランドで、耐久性、対摩耗性に優れています。

FEDERAL(フェデラル):1954年に台湾で設立され、世界70以上の国、100以上の地域に代理店があるタイヤメーカーです。

TRAVELSTAR(トラベルスター):アメリカに拠点を置くブランドで、高品質でコストパフォーマンスを両立しています。

NITTO(ニットー):TOYOタイヤの海外輸出向けブランドで、デザイン性、革新性をコンセプトとしたタイヤを提供しています。

DUNLOP(ダンロップ):世界的大手タイヤメーカーで、1909年に日本でゴム製品の製造を開始し、1913年には日本初となる自動車用タイヤを製造しました。

BRIDGESTONE(ブリヂストン):世界シェアナンバー1の日本が誇る世界的メーカーで、さまざまなカーメーカーに純正装着タイヤとして採用されています。

GOODYEAR(グッドイヤー):世界三大タイヤメーカーの一社で、1898年に米国で創業して以来、120年以上にわたってタイヤを製造しています。

CONTINENTAL(コンチネンタル):1世紀以上にわたりヨーロッパの走りを支え、クルマの進化と共に信頼の歴史を重ねてきたタイヤメーカーです。

PIRELLI(ピレリ):イタリアの大手タイヤメーカーで、世界シェアランキングでは5位の実績を持っています。

YOKOHAMA(ヨコハマ):日本を代表するタイヤメーカーのひとつで、1917年の創業以来、タイヤをはじめ、工業用品、スポーツ用品等、数々の製品を世に送り出してきました。

MICHELIN(ミシュラン):フランスの大手タイヤメーカーで、世界3大タイヤメーカーの1社です。

BFGOODRICH(ビーエフグッドリッチ):アメリカの大手タイヤメーカーで、現在はミシュランの1ブランドとして大型SUV用タイヤを中心に展開しています。

ホイールブランド

FINALIST(ファイナリスト):エントリースポーツを提唱するオリジナルホイールブランドで、14インチから18インチまでの幅広い車種に対応しています。

VERTHANDI(ヴェルザンディ):F1サプライヤーとしての実績経験を持つ、世界的ホイールメーカー「YHI INTERNATIONAL」が手がけるオートウェイオリジナルブランドです。

OFFLESSER(オフレッサー):SUVやクロスオーバー車向けに設計されたオリジナルブランド。スタイリッシュかつ機能的なデザインが特徴です。

TGRACING(TGレーシング):カジュアルでスポーティなデザインを重視したホイールブランドで、さまざまな車種にマッチする商品を展開しています。

G-SPEED(ジースピード):軽量かつ高剛性を実現したスポーツホイールブランドで、走行性能を重視した設計が特徴です。

KRONE(クローネ):高級感のあるデザインを追求したホイールブランドで、セダンやミニバンなどの高級車向けに特化しています。

WREST(レスト):シンプルかつ高耐久性を重視したホイールブランドで、実用性とデザイン性を両立しています。

VERDE(ベルデ):SUVやオフロード車向けの高耐久性ホイールを展開するブランドで、アメリカ市場で高い評価を得ています。

JNC WHEELS(JNCホイール):アメリカのカスタムホイールメーカーが手がけるブランドで、個性的なデザインが特徴です。

RAYS(レイズ):日本を代表するホイールメーカーで、軽量・高剛性を兼ね備えた製品を多く展開。モータースポーツシーンでも活躍しています。

BBS(ビービーエス):ドイツのプレミアムホイールブランドで、高級車やスポーツカー向けの製品を製造。デザイン性と機能性の両立が魅力です。

WORK(ワーク):日本国内外で人気の高いホイールブランドで、特にカスタムホイールの分野で高い支持を受けています。

ENKEI(エンケイ):日本の老舗ホイールメーカーで、レースから一般車両まで幅広く対応する製品を展開しています。

車男爵

オートウェイは、これらのブランドを低価格で提供しており、幅広いニーズに応える商品ラインアップを取り揃えています。お客様の車種や利用用途に合わせて最適な商品を選べるのが特徴です。

不祥事とは?オートウェイ事件の詳細とその後

  • 事件の詳細
  • その後の対応
  • 現在の状況

事件の詳細

2019年11月、株式会社オートウェイの社長ら3名が、不正競争防止法違反の疑いで逮捕されました。

これは、一部のアルミホイール製品において、日本の安全基準である「JWL」マークや「VIA」マークを不適切に表示し、基準を満たしていると偽って販売していたとされるものです。

JWLマークの不適切表示

「限定使用条件」のみを満たすホイールに対し、一般使用条件を満たす「JWL」マークのみを表示し、適合車種を誤認させて販売していた。

VIAマークの不適切表示

検査を受けていないホイールに「VIA」マークを表示して販売していました。

車男爵

これらの行為により、消費者が安全基準を満たしていない製品を購入する可能性が生じました。

その後の対応

逮捕後、名古屋地検は社長ら3名を不起訴処分としました。これは、意図的な偽装ではなかったと判断されたためとされています。

オートウェイは再発防止策として、アルミホイールの品質管理体制を強化し、製品の安全性に関する情報開示を進めています。

現在の状況

現在、オートウェイは品質管理体制を充実させ、同様の問題が再発しないよう努めています。これにより、消費者は安心して同社の製品を利用できる環境が整備されています。

この事件を通じて、オートウェイは品質管理の重要性を再認識し、信頼回復に向けた取り組みを続けています。

最悪?怖い?ネット上の口コミから分かるオートウェイの評判

  • 発送は早い
  • 「メールがなかなか来ない」「電話がつながらない」時もある
  • 取付店から連絡がこない時がある
  • 送料はリーズナブル
  • 工賃が実は安い
  • アジアンタイヤの一部は粗悪品もある
  • パンク保証は付いていない

発送は早い

公式サイトによると、通常は翌日または翌々日の到着、お取り寄せマークが付いた商品は10日程度です。

発送の詳細

代金引換・クレジットカード決済・Amazon Pay・PayPayオンライン決済・あと払い(ペイディ)の場合は、お昼の12時までのご注文で当日発送。
 
銀行振込・コンビニ決済の場合は、お昼の12時までの入金確認で当日発送となります。
 
オートウェイは全国5ヶ所の発送拠点から商品を発送しており、発送後、通常翌日または翌々日に商品が到着します。
 
ただし、年末年始、お盆、ゴールデンウィークなどの連休時期や、ご注文や倉庫の状況、運送会社の都合などにより、当日発送ができない場合もあります。
 
また、お取り寄せマークが付いた商品は、入金確認後の発送となり、お届けまでに10日程度かかる場合があります。

実際にTwitterをみても、即日発送されたという方が多数います。

発送が遅いという口コミは、Twitter(X)で見つけることは出来ませんでした。

ただ、楽天のみんなのレビューでは発想が遅いという口コミがありました。

車男爵

オートウェイは注文が殺到した場合、発送が遅れるとアナウンスしているので、繁忙期の注文は発想が遅くなるかもしれないと考えていた方が良いかもしれませんね。

「メールがなかなか来ない」「電話がつながらない」時もある

オートウェイから「メールが来ない」という口コミがありましたが、メールが来ない理由として迷惑メールフォルダへの振り分けがされている場合が考えられます。

特に携帯電話のキャリアメール(@docomo.ne.jp、@softbank.ne.jp、@ezweb.ne.jpなど)では、デフォルトで厳しいフィルタリング設定がされている場合があり、オートウェイのメールが届かないことがあります。

また、「@autoway.jp」からのメールを受信許可リストに登録していないと、メールがブロックされることがあります。

ただし、年末年始やセール時期など、注文が集中するタイミングでは、メールや対応が遅れることがあります。

「電話が繋がらない」といった口コミも、アクセスが集中している場合には繋がりにくい時があるようですね。

取付店から連絡がこない時がある

オートウェイではなく、取付店から連絡がこないといった口コミも少ないですが確認できました。

やり取りに慣れていない取付店の場合は連絡がこない可能性もありますね。

送料はリーズナブル

オートウェイの送料が高いといった口コミもありますが、昔の口コミで、今は高いと感じる方は少なかったです。

この記事の最初でも送料についてはお伝えしましたが、基本送料は個人宅を除き無料です。また、追加料金も沖縄や離島に限定しています。

他のタイヤ通販サイトでは、基本料金として1本あたり1,000円程度の送料がかかる場合もあるので、オートウェイの送料は比較的リーズナブルと言えます。

工賃が実は安い

工賃に関して高いという口コミがありました。

実際、タイヤ組換工賃を1本あたりの単価でみてみると、オートバックス1,500円、イエローハット2,000円と比べると、オートウェイは、15インチ以下1,980円、16~18インチ2,420円、19~20インチ2,970円なので、割高な感じがします。

ただし、他のタイヤ通販サイトと比較すると工賃が高いとは言い切れません。

タイヤフッド3,300円~、フジコーポレーション2,530円~、カーポート・マルゼン2,530円~、となっているので、1,980円~のオートウェイは安い方だと言えるでしょう。

アジアンタイヤの一部は粗悪品もある

オートウェイで購入したタイヤに関して、「バーストした」との報告が一部で見受けられます。

しかし、これらの事例がオートウェイのタイヤ品質が原因であるかどうかは明確ではありません。

とはいえ、特にアジアンタイヤに関して言えば注意が必要。非常に多くのメーカーが製造しており、その品質はピンからキリまでさまざまです。

一部の大手アジアンタイヤメーカーは国際的な安全基準を満たし、欧州や北米の市場でも広く販売されていますが、安全基準を満たしていないメーカーもあるのが事実でしょう。

車男爵

世界の有名タイヤブランド(例: NANKANG、HIFLY)は中国や台湾の工場で製造を行っていますが、適切な品質管理のもとで生産されているので、オートウェイで中国製タイヤを購入する場合はメーカーをしっかりと確認するようにすると良いでしょう。

パンク保証は付いていない

オートウェイでは、購入したタイヤに対するパンク保証は提供していません。そのため、購入直後にパンクが発生した場合でも、自費での修理や交換が必要となります。

評判から分かるメリット・デメリット!オートウェイがおすすめの人・おすすめしない人

  • メリットから分かるおすすめする人
  • デメリットから分かるおすすめしない人

メリットから分かるおすすめする人

オートウェイの最大のメリットはタイヤの価格でしょう。海外ブランドのタイヤを直輸入しているため、国内ブランドと比較して価格が非常にリーズナブル。

特に、コストパフォーマンスを重視する方に適しています。

12時までの注文で当日発送が可能なので、早くタイヤを交換したい方にも向いています。ただし、繁忙期などは発送が遅れる場合があるので注意してください。

デメリットから分かるおすすめしない人

一部で「輸入タイヤ=品質が心配」という声がある。特に、中国製の無名ブランドに対する懸念があるので、タイヤのブランドにこだわる方にはおすすめ出来ません。

無償or有償のパンク保証サービスがないため、パンク時のリスクは自己負担。そのため、パンク保証を求める方にも向いていません。

オートウェイでタイヤを安く購入する方法

オートウェイでは、期間限定のセールやクーポン配布を行うことがあります。

公式サイトや各ECサイトのオートウェイ店舗ページを定期的に確認し、最新のセール情報やクーポンを入手することで、さらにお得に購入できます。

また、オートウェイ楽天市場店やYahoo!ショッピング店で購入することで、各ECサイトのポイント還元を受けることができます。

特に、楽天市場の「お買い物マラソン」や「楽天スーパーセール」などのキャンペーン期間中は、ポイント倍率が上がるため、実質的な価格を下げることが可能です。

車男爵

オートウェイでタイヤを安く購入する方法の詳細は、以下の関連記事で詳しく解説しています。

まとめ

オートウェイは、リーズナブルな価格で多彩なブランドのタイヤを提供しており、特にコストパフォーマンスを重視する方におすすめの通販サイトです。

一方で、過去の不祥事や一部の対応の遅さなど、気になる点も存在します。

購入を検討する際は、評判や口コミを十分に確認し、品質やサービス内容に納得した上で選ぶことが大切です。

オートウェイを賢く活用することで、安全でお得なタイヤ購入が実現できるでしょう。

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