車を所有していると、いつかは訪れる買い替えのタイミング。
「まだ乗れるけど、そろそろ買い替えた方がいいのかな?」「修理費用が高くなってきたけど、買い替えるべき?」といった悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
実は、多くの人にとって最も経済合理的な買い替え時期・タイミングは「新車登録から5年」または「走行距離5万km」のどちらか先に到達する前です。
ただし、最新の安全装備を重視する方や、年間走行距離が多い方にとっては、3年での買い替えもありと言えるでしょう
車男爵
車の買い替え時期・タイミングは何年?5年または5万kmが目安の理由とは?
多くの人にとって、経済合理性とリスクのバランスが最も良い買い替え時期・タイミングの目安は「新車登録から5年」または「走行距離5万km」の、どちらか先に到達する前です。
もちろん、3年での買い替えは最も高く売れるタイミングですが、年間コストを考慮すると5年保有が最もバランスが良いと言えます。
リセールバリュー、維持費、保証という3つの観点から、なぜ「5年または5万km」が最も経済合理的でリスクの少ないタイミングと言えるのか、その理由を解説します。
- 【理由1】価値が大きく下がる前に「高いリセールバリュー」で売却できるから
- 【理由2】主要部品の「メーカー特別保証」が切れる直前だから
- 【理由3】「高額な部品交換が増える7年目の車検」を避けられるから
以下より、詳しく解説します。
【理由1】価値が大きく下がる前に「高いリセールバリュー」で売却できるから
車のリセールバリュー(再販価値)は、年数の経過とともに確実に下落していきます。
一般的な車のリセールバリューの推移は以下の通りです。
| 経過年数 | 残価率(新車価格に対する割合) | 300万円の車の場合の価値 |
| 3年 | 50~60% | 150~180万円 |
| 5年 | 40~50% | 120~150万円 |
| 7年 | 20~30% | 60~90万円 |
| 10年 | 5~10% | 15~30万円 |
5年目を境に、7年目にかけて価値が急激に下落することがわかります。
3年から5年にかけては10~20%程度の下落ですが、5年から7年にかけては20~30%もの大幅な下落となります。
つまり、5年目で売却すれば、まだ新車価格の40~50%の価値を保っている状態で手放すことができ、次の車の購入資金として十分な金額を確保できるのです。
車男爵
【理由2】主要部品の「メーカー特別保証」が切れる直前だから
新車購入時には、メーカーから2種類の保証が付いています。
- 一般保証 ⇒ 3年または6万km(エアコン、ナビ、電装部品など)
- 特別保証 ⇒ 5年または10万km(エンジン、トランスミッション、ステアリングなど)
特別保証は、車の走行に不可欠な重要部品を対象としており、故障時の修理費用が高額になりやすい部分をカバーしています。
5年を過ぎると、この手厚い特別保証が切れてしまうため、万が一の故障時には全額自己負担となってしまいます。
例えば、エンジンやトランスミッションの重大な故障が発生した場合、修理費用は30万円~100万円以上になることも珍しくありません。
5年目での買い替えは、こうした高額な修理リスクを回避できる絶好のタイミングなのです。
【理由3】「高額な部品交換が増える7年目の車検」を避けられるから
車検費用は、年数が経過するにつれて高額になっていく傾向があります。
特に7年目(3回目)の車検は、多くの消耗部品の交換時期が重なるため、費用が大幅に増加します。
- ブレーキパッド・ディスク ⇒ 3~5万円程度の交換費用
- タイヤ(摩耗による交換) ⇒ 4本で5~10万円
- バッテリー ⇒ 2~3万円(高性能バッテリーは更に高額)
- エアコンフィルター ⇒ 数千円だが必須交換
- 各種ベルト類 ⇒ 1~2万円(切れると走行不能)
- ブレーキフルード等の油脂類 ⇒ 各種合計で2~3万円
これらの部品交換により、7年目の車検費用は15万円~25万円、場合によっては30万円を超えることもあります。
5年に到達する前に買い替えることで、この高額な車検費用を支払うことなく、そのお金を次の車の購入資金に充てることができるのです。
車男爵
【年数・走行距離別】買い替え時期・タイミングの考え方
5年または5万kmを基準として、それ以外のタイミングで買い替えるのは「得」か「損」か。
各ケースを詳しく解説します。詳細は個別記事でご確認ください。
- 3年目・3万kmまでの買い替え
- 7年目・7万kmまでの買い替え
- 10年・10万km以降での買い替え
- 【例外1】年数より距離を優先すべきケース(3年で5万kmなど)
- 【例外2】低走行でも年数を優先すべきケース(7年で1万kmなど)
以下より、それぞれのタイミングについて詳しく見ていきます。
3年目・3万kmまでの買い替え
リセールバリューが最も高い時期であり、高価買取のピークです。
常に最新の車に乗れる魅力もあります。
- リセールバリューが50~60%と最高水準 ⇒ 新車価格の半分以上で売却可能
- 最新の安全装備や技術を享受できる ⇒ 進化する予防安全技術を常に利用可能
- 故障リスクがほぼゼロ ⇒ 新車保証期間内で修理費の心配なし
- 一般保証期間内での売却 ⇒ 次のオーナーにも保証を引き継げる
- 車検前(2年~2年半)なら車検費用も節約可能 ⇒ 約10万円の車検費用が不要
特に初回車検前の2年~2年半で売却すれば、車検費用(約10万円)を支払わずに高値で売却できるため、実質的な保有コストを抑えられます。
- 常に最新の安全技術を求める人 ⇒ 自動ブレーキ等の進化が早く、3年で大きく性能向上
- 年間走行距離が2万km以上の人 ⇒ 3年で6万km超となり、5年では10万km超で売却困難
- 法人で経費処理できる環境 ⇒ 減価償却費を経費計上でき、税制上のメリットあり
- 車を趣味として楽しむ余裕がある人 ⇒ コストより新しさや楽しさを優先できる
- 故障やトラブルのリスクを避けたい人 ⇒ 保証期間内で故障リスクがほぼゼロ
一方で、年間の減価償却費は最も大きくなります。
- トータルコストは5年保有より高い ⇒ 年間の減価償却費が最大(年間40~50万円)
300万円の車なら3年で120~150万円もの価値を失うため、年間コストは約40~50万円となります。
車男爵
7年目・7万kmまでの買い替え
高額な車検費用や価値の下落に直面します。
7年目の車検を通す前かどうかが重要な分岐点となります。
- リセールバリューが20~30%まで低下 ⇒ 新車価格の7~8割を失っている状態
- 車検費用が15~25万円以上に増加 ⇒ 初回車検の倍以上の費用
- メーカー特別保証が切れて2年経過 ⇒ エンジン等の重要部品も保証対象外
- 各種部品の故障リスクが上昇 ⇒ 複数箇所の同時故障も珍しくない
7年目の車検前(6年~6年11ヶ月)なら、高額な車検費用を払う前に売却するのが賢明です。
一方、すでに7年目の車検を通してしまった場合は、支払った費用を回収するため、次の車検(9年目)まで乗り続ける選択も考えられます。
車男爵
10年・10万km以降での買い替え
基本は「乗り潰し」です。
税金の増額も踏まえ、高額な修理が発生したら買い替え時と考えましょう。
- リセールバリューは5~10%程度 ⇒ 売却しても数万円~十数万円
- 自動車税・重量税が増額(13年超) ⇒ 年間1~2万円の負担増
- 各部品の経年劣化が進行 ⇒ 予期せぬ故障が頻発する時期
- 燃費性能も低下傾向 ⇒ エンジン効率の低下で燃料費増加
10年を超えた車は、売却してもほとんど値段がつかないため、基本的には乗り潰すことを前提に考えます。
ただし、13年を超えると自動車税が約15%、重量税が約40%増額されるため、維持費の負担が大きくなります。
エンジンやトランスミッションなど、修理費用が20万円を超えるような故障が発生した場合は、迷わず買い替えを検討しましょう。車両価値(5~30万円)を大きく上回る修理費用をかけるのは経済的に合理的ではありません。
【例外1】年数より距離を優先すべきケース(3年で5万kmなど)
例えば「3年で5万km」に達してしまいそうな場合などは、5年を待たずに5万kmに到達する前に買い替えを検討するのが賢明です。
- 年間走行距離が多い場合、部品の消耗が早い ⇒ ブレーキやタイヤの交換頻度が上がる
- 5万kmを超えると査定額が大きく下がる ⇒ 買取相場の重要な節目となる距離
- 10万kmに近づくと売却が困難になる ⇒ 需要が激減し、買取を断られることも
- 走行距離による劣化は年数より影響が大きい ⇒ エンジンや足回りの実質的な消耗度
一般的に、年間走行距離の目安は1万km程度とされています。
年間1.5万km以上走行する場合は、年数よりも走行距離を重視し、5万kmに到達する前に買い替え計画を立てるべきです。
| 経過年数 | 走行距離 | 買い替え判断 |
| 3年目 | 5万km間近 | 買い替え推奨 |
| 4年目 | 7万km間近 | 早急に検討 |
| 5年目 | 10万km間近 | 売却困難 |
【例外2】低走行でも年数を優先すべきケース(7年で1万kmなど)
走行距離が極端に少なくても「5年」という年数を過ぎている場合は、保証が切れ、経年劣化による部品交換の時期が訪れるため早期に売却する方が良いでしょう。
- ゴム部品の経年劣化(走行距離に関係なく進行)
- バッテリーの自然放電による劣化
- エンジンオイルの酸化
- 長期間動かさないことによる各部の固着
低走行車は一見すると状態が良さそうに見えますが、実は経年劣化のリスクが高い場合があります。
低走行による査定額の高さを、7年目の高額な車検費用や、ゴム部品の交換といった予期せぬ出費が上回る前に売却するのが賢明です。
車男爵
あなたの車は今どの位置?買い替え時期・タイミング早見表
現在の年数と走行距離から、あなたの最適な行動が分かります。
- 3年目かつ3万kmまで → 高く売れる。ただし年間コストは最大
- 4年目かつ4万kmまで → 要検討。来年の判断に向けて査定額確認を
- 5年目かつ5万kmまで → ★ベストタイミング!すぐに行動を
- 6年目以降または5万km以降 → 急いで検討。価値が急落する前に
以下より、各タイミングでの具体的な行動指針を解説します。
3年目かつ3万kmまで → 高く売れる。ただし年間コストは最大
この時期の車は、まだ新車の輝きを保っており、リセールバリューも50~60%と最高水準です。
売却するなら最も高値がつくタイミングですが、年間の減価償却費も最大となります。
- 初回車検前(2年~2年半)で売却 ⇒ 車検費用を節約しつつ高値売却
- 現在の車を大切に乗り続ける ⇒ 年間コストを抑える選択
- 3年で売却 ⇒ 常に新しい車に乗れるが、コストは高い
どの選択をするかは、あなたの価値観と経済状況次第です。
車男爵
4年目かつ4万kmまで → 要検討。来年の判断に向けて査定額確認を
買い替えの準備期間として最適な時期です。
5年・5万kmに到達する前の本格的な買い替えに向けて、情報収集と準備を始めましょう。
- 現在の車の査定額を把握(複数社で比較)
- 次期購入車の候補をリストアップ
- 買い替え資金の準備状況を確認
- 1年後の査定額下落を予測
この時期に査定額を把握しておくことで、1年後にどれくらい価値が下がるかを予測でき、買い替えの判断材料になります。
5年目かつ5万kmまで → ★ベストタイミング!すぐに行動を
経済合理性とリスク回避の観点から、最も理想的な買い替えタイミングです。
- 複数の買取業者で査定を実施
- ディーラーでの下取り価格も確認
- 次期購入車の見積もりを取得
- 買い替えスケジュールを具体化
5年・5万kmに到達してしまうと、車の価値は急速に下落し始めます。
到達前の今が、売却価値を最大化できる最後のチャンスです。
車男爵
6年目以降または5万km以降 → 急いで検討。価値が急落する前に
すでに理想的なタイミングは過ぎていますが、まだ間に合います。
年数または走行距離のどちらか一方でもこのラインを超えたら、早急な判断が必要です。
- 毎年10%以上のペースで価値が下落 ⇒ 待てば待つほど売却額が減少
- 5万kmを超えると買取相場が大きく下落 ⇒ 査定の重要な節目を超えた状態
- 故障リスクが急激に上昇 ⇒ 特別保証切れで修理は全額自己負担
- 次回車検費用が20万円を超える可能性 ⇒ 多数の消耗部品交換時期が重なる
- 10万kmに近づくほど売却が困難に ⇒ 過走行車は買取を断られることも
特に年間走行距離が多い方は要注意です。
例えば4年で5万kmを超えてしまった場合、年間1.25万km以上のペースで走行していることになり、このまま乗り続けると6年で7.5万km、7年で約9万kmに達してしまいます。
年数が若くても走行距離が5万kmを超えた時点で、買取相場は大きく下がります。「まだ4年目だから」と油断せず、走行距離を基準に早めの売却を検討しましょう。
一方、6年目以降の場合は「7年目の車検前に売却する」ことが重要です。
15~25万円の車検費用を支払ってしまうと、その投資を回収するために乗り続けざるを得なくなります。
車男爵
【修理費用別】故障・事故時の買い替え判断基準
突然の出費!その修理、本当に必要ですか?
修理費用に応じて買い替えるべきか判断しましょう。
しかし、大前提として6年目以降の車は、修理費用の金額に関わらず買い替えを強く推奨します。理由は以下の通りです。
- メーカー特別保証切れで次の故障も全額自己負担 ⇒ 連鎖的な修理で出費が膨らむ
- 修理しても価値の下落は止まらない(年10%以上) ⇒ 修理費を回収できない
- 7年目の高額車検(15~25万円)が迫っている ⇒ 修理費+車検費で二重の負担
- 連鎖的な故障リスクが高い時期 ⇒ 今回修理しても別箇所がすぐ故障
車男爵
以下の判断基準は、主に5年目までの車を対象としています。
- 修理費「20万円」の判断ライン
- 修理費「30万円」の判断ライン
- 修理費「50万円」の判断ライン
以下より、修理費用別の判断基準を詳しく解説します。
修理費「20万円」の判断ライン
車の価値や年式によっては修理も十分に考えられる金額です。
ただし、修理を決める前に、必ず故障したままの状態で一括査定を受けてください。
- 故障状態のままで一括査定を実施
- 査定額と修理費用を比較
- 修理後の使用予定期間を考慮
- 総合的に判断
判断のポイントを解説します。
- 車両価値が100万円以上ある(修理費が車両価値の20%以下)
- 購入から3年以内の比較的新しい車
- 今後3年以上は確実に乗り続ける予定
- 修理により完全に問題が解決する
これらの条件を満たす場合は、修理を選択する価値があります。
一方で、以下のケースでは買い替えを検討すべきです。
- 車両価値が50万円以下(修理費が車両価値の40%以上)
- 7年以上経過している車
- 他にも修理が必要な箇所がある
- 走行距離が10万kmに近い
修理費が車両価値の30%を超える場合は、買い替えを視野に入れるべきというのが一般的な判断基準です。
車男爵
修理費「30万円」の判断ライン
多くの人にとって、買い替えを本格的に検討し始める金額と言えます。
まずは故障状態での一括査定を実施し、現実的な売却価格を把握することが重要です。
判断を左右する要素を解説します。
| 車両価値 | 修理費の割合 | 推奨される判断 |
| 150万円以上 | 20%以下 | 修理を検討 |
| 100万円前後 | 30%程度 | 慎重に判断 |
| 50万円以下 | 60%以上 | 買い替え推奨 |
30万円という金額は、中古車の頭金としても十分な金額です。
古い車に大金をかけるよりも、その資金を次の車の購入に充てる方が賢明な場合が多いでしょう。
車男爵
修理費「50万円」の判断ライン
よほどの思い入れがない限り、修理よりも買い替えを選んだ方が経済的に合理的になるケースがほとんどです。
フレーム修正を伴うような大規模修理や、エンジン・トランスミッションの載せ替えなど、修理費が50万円を超える場合は、ほぼ確実に買い替えを選択すべきです。この金額があれば、状態の良い中古車を購入することも可能です。
50万円の修理は構造的な重大損傷を意味しており、修理後の信頼性も低下する可能性があります。
一括査定で現在の売却価格を確認し、その資金で次の車を購入する方が賢明です。
50万円の修理を検討する価値があるのは、以下のような限定的なケースのみです。
- 希少価値の高いクラシックカーや限定車 ⇒ 代替が効かない特別な車両
- 思い出が詰まった特別な愛着がある車 ⇒ 経済性を超えた価値がある
- 新車価格が500万円以上の高級車で、まだ5年未満 ⇒ 車両価値に対して修理費の割合が低い
それ以外のケースでは、迷わず買い替えを選択することをおすすめします。
車をお得に買い替えするための3つの戦略
買い替えの決心がついたら、この3つの戦略で数十万円の差をつけましょう。
- 【戦略1】車が高く売れる「1月~3月」の繁忙期を狙う
- 【戦略2】新車を安く買うなら「3月・9月」の決算期
- 【戦略3】一括査定で複数業者を競わせて最高値を引き出す
以下より、各戦略について詳しく解説します。
【戦略1】車が高く売れる「1月~3月」の繁忙期を狙う
新生活需要で中古車相場が上昇。通常期より10-20%高く売れることもあります。
- 4月の新生活に向けた需要増加 ⇒ 就職・転勤での車需要がピーク
- 中古車販売店が在庫を確保したい時期 ⇒ 仕入れ競争で査定額アップ
- 決算期で販売目標達成のため積極的に仕入れ ⇒ 通常より高値で買取
- ボーナス後で購入者の資金に余裕がある ⇒ 中古車市場が活発化
特に2月は売却のベストタイミングです。
3月になると売却希望者が増えて競争が激しくなるため、2月のうちに行動することで、より高値での売却が期待できます。
車男爵
【戦略2】新車を安く買うなら「3月・9月」の決算期
ディーラーの販売目標達成のため、値引き幅が最大になる時期です。
| 時期 | 特徴 | 期待できる値引き |
| 3月 | 年度末決算期 | 最大級の値引き |
| 9月 | 半期決算期 | 大幅値引き |
| 6月・12月 | ボーナス商戦 | 中程度の値引き |
3月の年度末決算期は、1年で最も値引きが期待できる時期です。
ディーラーは販売目標達成のため、通常では考えられないような値引きや、オプションサービスを提供することがあります。
【戦略3】一括査定で複数業者を競わせて最高値を引き出す
1社だけの査定では20万円以上損することも。競争原理を活用する方法を解説します。
- 複数社の査定額を簡単に比較できる ⇒ 最高値がひと目で分かる
- 業者間の競争で査定額がアップ ⇒ 競合を意識して高値提示
- 最高値を提示した業者を選べる ⇒ 損をするリスクが最小限
- 交渉の手間が省ける ⇒ 業者同士が勝手に競ってくれる
実際に、同じ車でも業者によって査定額に大きな差が出ることは珍しくありません。
A社(120万円)、B社(135万円)、C社(142万円)といった具合に、20万円以上の差が出ることもあります。必ず複数社で査定を受けることが、高値売却の鉄則です。
まとめ
多くの人にとって最適な買い替え時期は「5年または5万kmに到達する前」です。
このタイミングでの買い替えには、高いリセールバリューの維持、メーカー特別保証期間内での売却、高額な維持費の回避という3つの大きなメリットがあります。
ただし、3年での買い替えは最も高く売れるタイミングであり、最新の安全装備を重視する方や、年間走行距離が多い方であれば早期に買い替えしてしまっても良いでしょう。
特に初回車検前(2年~2年半)での売却なら、車検費用を節約しつつ高値で売却できます。
また、修理費用が発生した場合は、まず故障状態での一括査定を受けることが重要です。
車男爵


