車内のニオイや花粉対策として人気のシャープ製プラズマクラスターイオン発生機。
購入を検討する際、Amazonや楽天で「IG-NX15」と「IG-MX15」というよく似た2つのモデルを見つけて迷う方は少なくありません。
「見た目は同じに見えるけれど、何が違うの?」
「新しいモデルの方が性能が良いなら、高くてもそちらを買うべき?」
このように、型番の違いと価格差の間で揺れるドライバーのために、両モデルの違いを徹底的に調査しました。
この記事では、メーカー公式情報に基づいてIG-NX15とIG-MX15のスペックを比較し、今どちらを買うべきかの「損しない選び方」を解説します。
【結論】IG-NX15とIG-MX15の違いは「発売日」のみ

結論から申し上げますと、IG-NX15(2021年モデル)とIG-MX15(2020年モデル)に性能・機能・デザインの違いは一切ありません。
シャープの公式Q&A(文書番号206924)でも、両機種の違いについて「仕様は同じ(形名変更のみ)」とはっきり案内されています。
参考
IG-NX15とIG-MX15の違いは何ですか?シャープ株式会社
つまり、中身は全く同じ製品であり、単に発売された時期が異なるだけなのです。この章では、具体的なスペック比較と、なぜ型番が変わるのかについて解説します。
- 違い一覧表(スペック比較)
- なぜ型番が違うのか?
以下より、詳しく解説します。
違い一覧表(スペック比較)

両モデルの仕様を詳細に比較した結果が以下の表です。
シャープ公式の仕様ページを確認しても、電源、適用容積、運転モード、消費電力、運転音、寸法、質量、付属品に至るまで、すべての数値が完全に一致しています。
| 比較項目 | IG-NX15 (2021年モデル) |
IG-MX15 (2020年モデル) |
| 発売時期 | 2021年1月 | 2020年3月 |
| 搭載技術 | NEXT | NEXT |
| 適用容積 | 約3.6m? | 約3.6m? |
| 運転モード | 静音 / 中 / ターボプラス |
静音 / 中 / ターボプラス |
| サイズ(上部) | 78×76mm | 78×76mm |
| サイズ(下部) | 直径65mm | 直径65mm |
| 質量 | 約295g | 約295g |
| コード長 | 約1.5m | 約1.5m |
| 付属品 | カーアダプター USBケーブル 清掃ブラシ |
カーアダプター USBケーブル 清掃ブラシ |
この表からも分かる通り、唯一の違いは「発売時期」だけです。
「新しいモデルだからモーターが改良されているはず」「静音性が向上しているはず」といった期待を持つかもしれませんが、カタログスペック上では全く差がありません。
なぜ型番が違うのか?

「中身が同じなのに、なぜわざわざ新しい型番で発売するの?」と疑問に思うかもしれません。
これには、家電業界特有の「価格維持」と「鮮度管理」という事情が関係しています。
車男爵
また、量販店やECサイトにとっても、型番が新しくなることで「今年度の現行モデル」として扱いやすくなるメリットがあります。
消費者心理としても「製造から時間が経った古い在庫よりも、新しい型番の方が安心」と感じる傾向があるため、メーカーは定期的に型番を更新しているのです。
しかし、製品の本質的な価値である「プラズマクラスターNEXT」の性能や、イオン発生ユニット「IZ-C100M」の仕様は、両モデルですでに完成された技術が使われています。
無理に仕様変更をしてコストを上げるよりも、信頼性の高い設計をそのまま引き継ぐ(キャリーオーバーする)方が、結果的にユーザーにとってもメリットが大きいのです。
IG-NX15とIG-MX15、価格の違いと現在の相場|どっちがおすすめ?

性能や機能に違いがない以上、IG-NX15とIG-MX15を選ぶ際の唯一の判断基準は「価格」になります。
どちらを選んでも得られる消臭効果や満足度は同じですので、購入時点での価格差をしっかりチェックすることが重要です。
- 基本は「安い方」を選べばOK
- 【注意】「新しい方が高い」とは限らない(逆転現象)
以下より、詳しく解説します。
基本は「安い方」を選べばOK

結論として、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどの通販サイトや家電量販店で価格を比較し、その時点で価格が安い方を選べばOKです。
- スペック差はないため、安い方を買っても機能面で損はしない
- 浮いたお金でオプション品などを購入する方が合理的
このように、1円でも安い型番を購入することが、最も賢い選択と言えます。
「製造年が古いと、寿命が短いのでは?」と心配される方もいるかもしれません。
しかし、本製品の寿命を左右する「イオン発生ユニット」の交換目安(総運転時間約19,000時間)は、実際に電源を入れて使い始めてからカウントされます。
未開封の新品であれば、本体の製造年が1年違っても、実使用における寿命に差は生まれませんので安心してください。
【注意】「新しい方が高い」とは限らない(逆転現象)

ここで一つ注意すべきなのが、「古いモデル(IG-MX15)の方が安いはず」という思い込みです。
市場では時折、「旧型のIG-MX15の方が、新型のIG-NX15よりも高値で販売されている」という逆転現象が発生することがあります。
車男爵
- 旧型(IG-MX15)の流通在庫が減り、希少価値が付いてしまう
- 新型(IG-NX15)は供給が潤沢で、販売店同士の価格競争が起きやすい
実際、調査時点でも新型の方が2,000円近く安く販売されているケースが確認されています。
「安いと思って旧型を探して買ったら、実は新型の方が安かった」という事態を避けるためにも、必ず両方のモデルの最新価格をチェックしてください。
多くの場合、供給が安定している新型(IG-NX15)の方が安価で入手しやすい傾向にあります。
両モデル共通の「プラズマクラスターNEXT」の凄さ

「型番が違うだけで中身が同じなら、そもそもこの製品を買う価値はあるの?」
そんな疑問を持つ方のために、両モデルに共通して搭載されているシャープの最上位技術「プラズマクラスターNEXT」の実力について解説します。
従来の「プラズマクラスター25000」搭載モデルと比較して、イオン濃度が50,000個/cm?以上へと大幅に向上しており、その効果は劇的です。
- 車内の「6大付着臭」を消臭するスピード
- 集中力を維持?運転環境への効果
以下より、詳しく解説します。
車内の「6大付着臭」を消臭するスピード

プラズマクラスターNEXTの最大の特徴は、圧倒的な消臭スピードです。
特に車の中で気になりやすい、以下の「6大付着臭」に対して強力な効果を発揮します。
- カビ臭
- 汗臭
- 体臭(30?40代特有)
- 食べ物臭
- タバコ臭
- ペット臭
これらのニオイは、単に空気中を漂っているだけでなく、シートの繊維や天井材に染み付いています。
プラズマクラスターNEXTは高濃度のイオンを放出することで、染み付いたニオイ分子そのものを化学的に分解・除去します。
その消臭スピードは、「ターボプラス」運転時で従来機の約2倍を誇ります。
車男爵
集中力を維持?運転環境への効果

空気の浄化だけでなく、ドライバーのコンディションを整える効果があることも実証されています。
株式会社電通サイエンスジャムによる検証では、プラズマクラスターNEXTを搭載した車内環境において、以下の効果が確認されました。
- 運転中の集中力を維持しやすい
- ストレスがたまりにくい
- 落ち着ける運転環境づくりをサポート
これらの効果は、高濃度イオン環境がドライバーの生体反応にポジティブな影響を与えることで実現されています。
車男爵
購入前に知っておくべきIG-NX15とIG-MX15の注意点(デメリット)

両モデルは非常に完成度の高い製品ですが、購入後に「こんなはずじゃなかった」と後悔しないために知っておくべき注意点があります。
特に電源仕様や維持費については、事前に必ず確認しておきましょう。
- エンジン連動とUSB電源の仕様
- イオン発生ユニットの交換コストと寿命
- 動作音(ノイズ)はうるさい?
以下より、詳しく解説します。
エンジン連動とUSB電源の仕様

本機は基本的に、車のエンジンON/OFFに合わせて自動で動いたり止まったりする「エンジン連動機能」を備えています。
- 乗車時(エンジンON) ⇒ 前回のモードで自動復帰して運転開始
- 降車時(エンジンOFF) ⇒ 自動で運転停止
これにより、毎回スイッチを操作する手間がなく、「置いておくだけ」で常に車内の空気をケアできます。
しかし、電源に関してはいくつかの重要な制約があります。
- トラックなどの24V車では使用不可(付属アダプターは12V専用)
- 輸入車等の「常時通電ソケット」では自動停止しない
特に注意が必要なのが、エンジンを切ってもシガーソケットに電気が流れ続ける車種(一部の輸入車や国産車)です。
この場合、エンジン連動機能が働かず、手動で電源を切るかプラグを抜かないとバッテリー上がりの原因になります。
また、本体の電源入力はUSB(DC5V)ですが、付属のカーアダプターでDC12Vから変換して使用する仕組みです。
イオン発生ユニットの交換コストと寿命

一般的な空気清浄機と違い、この製品はフィルター交換の手間はほとんどありませんが、心臓部である「イオン発生ユニット」は消耗品です。
「使い捨てではないが、永久に使えるわけではない」という点を理解しておきましょう。
- 総運転時間 約17,500時間 ⇒ 本体ランプが点滅(交換時期)
- 総運転時間 約19,000時間 ⇒ 運転停止(使用不可に)
約19,000時間を超えると、安全機構により製品自体が動かなくなります。
交換用ユニット「IZ-C100M」は、メーカー希望小売価格5,500円(税込)で販売されています。
車男爵
動作音(ノイズ)はうるさい?

静かなハイブリッド車やEVに乗っている方にとって、動作音は気になるポイントです。
両モデルの運転音は以下の通りです。
- ターボプラス ⇒ 33dB
- 中 ⇒ 25dB
- 静音 ⇒ 18dB
ターボプラス時の33dBは「図書館(40dB)よりも静か」なレベルですが、アイドリングストップ中などの静寂な車内では、ファンの風切り音(コーという音)がはっきり聞こえます。
車男爵
走行中であれば、ロードノイズやエアコンの音にかき消されるため、33dBでもほとんど気にならないレベルになります。
IG-NX15とIG-MX15のよくある質問(FAQ)

ここでは、スペック表だけでは分かりにくい、実際の使い勝手や付属品に関する疑問にお答えします。
購入前に解消しておきたい3つのポイントをまとめました。
- Q. IG-NX15とIG-MX15の付属品に違いはありますか?
- Q. モバイルバッテリーでも使えますか?
- Q. 後継機のIG-OX15などはありますか?
以下より、詳しく解説します。
Q. IG-NX15とIG-MX15の付属品に違いはありますか?

A. 付属品の内容、仕様ともに完全に同じです。
どちらのモデルを購入しても、パッケージには以下の3点が同梱されています。
- USBカーアダプター(2ポート)
- USBケーブル(長さ約1.5m)
- ユニット清掃ブラシ
付属のカーアダプターは2ポート仕様になっているため、1つを本機に使用しても、もう1つのポートでスマートフォンの充電などが可能です。
シガーソケットが1つしかない車でも、電源口を塞がずに済むのは嬉しい配慮と言えます。
Q. モバイルバッテリーでも使えますか?

A. はい、公式に動作確認されており使用可能です。
本機はUSB給電(5V)で動作するため、市販のモバイルバッテリーに繋いで動かすことができます。
容量5,000mAhのモバイルバッテリーを使用した場合、「ターボプラス」モードで約12時間の連続運転が可能です。
これにより、エンジンを切って過ごす車中泊や、オフィスのデスク、カフェなど、コンセントがない場所へ持ち出して「パーソナル空気清浄機」として活用することもできます。
Q. 後継機のIG-OX15などはありますか?

A. 2025年時点において、IG-OX15等の後継新モデルは確認されていません。
シャープの型番ルールでは「L → M → N」とアルファベット順に進んできましたが、IG-NX15以降、カップホルダータイプの新機種投入は行われていません。
したがって、現在市場に出回っている最新ラインナップとしては、IG-NX15が事実上の現行・主力モデルとなります。
「もっと新しい機種が出るまで待つべき?」と迷う必要はなく、IG-NX15とIG-MX15の比較検討こそが、現在できる最良の選択です。
まとめ|性能は同じIG-NX15とIG-MX15

今回は、シャープの車載用プラズマクラスターイオン発生機「IG-NX15」と「IG-MX15」の違いについて徹底解説しました。
調査の結果、両者の違いは以下の通りでした。
- 性能・機能・付属品は完全に同じ(違いは発売日のみ)
- IG-MX15(旧型)が逆に高値になる「逆転現象」に注意
- どちらを選んでもプラズマクラスターNEXTの効果は本物
これらを踏まえると、賢い選び方の結論は非常にシンプルです。
「型番の新旧にこだわらず、その時点で価格が安い方を買う」
これが唯一の正解です。
基本的には新型のIG-NX15の方が在庫が豊富で安価な傾向にありますが、タイミングによっては旧型のIG-MX15が安くなる可能性もゼロではありません。
また、AmazonではIG-MX15の方が安いのに、楽天ではIG-NX15の方が安いなんてことも起きたりします。
車男爵
どちらを選んだとしても、プラズマクラスターNEXTによる強力な消臭効果と快適な運転環境が、あなたのカーライフをより良いものにしてくれるはずです。


