車の必需品?100均ダイソーの滑り止めシートの実力チェック

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サングラスやスマホなど、ちょっとした乗り降り時にダッシュボードに置くときにあると便利な滑り止めシート

100均で安く済ませられるなら良いですよね。

そう考えた僕は、ダイソーの「ワイドタイプすべりどめシート」という商品を使ってみました。

サングラスやスマホなど色々なものを置いて、滑り止めの効果を商品レビューしました。

車男爵

100均の滑り止めシートは必要かどうかについてお伝えしています。

徹底検証!100均ダイソーの滑り止めシートの実力チェック

検証方法は、ダイソーの「ワイドタイプすべりどめシート」という滑り止めシートに対象物を置いて、走行後にどれだけ対象物が動いたか?と確認しました。

時速は最高で50km、舗装された道ですが数か所に段差がある道です。

以下の6つで検証しました。

  • ピンホール眼鏡(サングラス)
  • スマホ
  • 硬貨(コイン)
  • Bluetoothイヤホン
  • スマートキー
  • ペットボトルのキャップ

車男爵

それぞれの検証結果を詳しく解説していきますね。面白い結果になっているので最後までご覧ください。

ピンホール眼鏡(サングラス)

【走行前の位置】

【走行後の位置】

サングラスがないので、ピンホール眼鏡をサングラスの代わりに検証しました。

急ブレーキやカーブの時は動かなかったのですが、段差のたびに細かく跳ね上がり最終的に90度くらい角度を変えた結果となりました。

滑り止めシートから落ちる事はなかったですが、長時間ドライブをした場合は落ちる可能性があると感じました。

車男爵

理由として、サングラスやピンホール眼鏡の形状と軽さが原因だと考えられます。

スマホ

【走行前の位置】

【走行後の位置】

スマホは走行後に、数センチ前へ移動しました。

移動してしまった原因は、スマホケースをしているので、接地面ががケースの端だけであることが第一。

そして、ダッシュボードの形状が少し山形に湾曲しているので、スマホがシーソーや揺り籠のように前後に揺れることが原因だと考えられます。

車男爵

スマホは重量があるので、重ければ動かないという訳でもなさそうです。

硬貨(コイン)

【走行前の位置】

【走行後の位置】

硬貨(コイン)は走行後でも全く動かず、最初に位置をキープしていました。

意外な結果です。

車男爵

硬貨が走行後も動かなかった理由を、眼鏡とスマホの結果を参考に考えると、重量はあまり関係なく滑り止めシートにどれだけ面で接地しているかが重要だと考えられます。

Bluetoothイヤホンのケース

【走行前の位置】

【走行後の位置】

Bluetoothイヤホンのケースは、電子タバコや加熱式タバコを想定して検証しました。(僕は吸わないので・・)

写真からはちょっと分かりにくいですが、走行後の移動はしていません。

ただし、段差のたびにグラグラと揺れていたので、長時間ドライブをすると動く可能性はあります。

とはいえ検証結果をみると、やっぱり接地面積が多い方が動きにくいと考えられます。

車男爵

硬貨のように重心が低い方と、もっと揺れないでしょう。

スマートキー

【走行前の位置】

【走行後の位置】

ミラココアのスマートキーを滑り止めシートに置いてみた結果は、走行後に右前方へ数センチ移動しました。

やはり段差のたびに浮き上がり、少しずつ移動していってました。

車男爵

スマートキーも微妙に湾曲した形状で、滑り止めシートとの設置面が少ない事から、段差で動きやすかったんだと考えられます。

ペットボトルのキャップ

【走行前の位置】

【走行後の位置】

写真の撮る角度が同じじゃなかったので、非常に分かりにくくて申し訳ないのですが、ペットボトルのキャップは全く動いてません。

今回の検証で最も意外な結果です。

ペットボトルのキャップは非常に軽いので、動きやすいと思っていたのですが、段差にも影響を受けず定位置をキープしていました。

車男爵

重量が重いか軽いかよりも、物体の形に対して接地面が多いことの方が重要だと分かりました。

【結論】必需品とまでは言えないが、条件を満たせるなら使用しても良い

必需品とまでは言えませんが、置く物により使用しても良いでしょう。

ただし、置く物は接地面が平らなもので出来るだけ重心が低く、少しの移動時に限った方が良いでしょう。

その理由について、検証結果を踏まえ分かったダイソーの滑り止めシートに置いた物が滑らない(動かない)条件が関係しています。

滑らない条件は、以下の3つあります。

  • 【条件1】置く物が「面」で滑り止めシートに接地している
  • 【条件2】重心が低い物のを置く
  • 【条件3】段差がない道路を走行する

車男爵

この条件を満たせるのであれば、ダイソーの滑り止めシートを使用しても良いでしょう。

それぞれの条件を詳しく解説していきます。

【条件1】置く物が「面」で滑り止めシートに接地している

置く物が軽いと滑らないと言う人もいますが、検証結果をみると軽いだけが置いた物が動く理由では無いことが分かりました。

置く物が重いに越したことはないですが、それよりも、置く物の大きさに対して平面の割合が大きいと滑りにくいんです。

例えば、硬貨(コイン)やペットボトルのキャップなどです。どちらの物体も、滑り止めシートと設置している平面の割合は100%といえるでしょう。

Bluetoothイヤホンのケースは滑り動く事はなかったですが、ケースの角が丸みを帯びていて滑り止めシートと設置している平面の割合は90%くらいなので、走行中に少しガタガタとしていました。

車男爵

以上の理由から、置く物が滑り止めシートと接触する部分は、平面の割合が多いほど滑らないと言えます。

【条件2】重心が低い物のを置く

当たり前ではありますが、重心が高くなると物体の不安定さは増していきます。

今回の検証でも、平面の割合が高いBluetoothイヤホンのケースでも、重心が高いと段差のたびにガタガタと揺れていました。

滑って動くまでは行っていませんが、仮にケースの厚みが半分ならもっと揺れは少なかったと思います。

【条件3】段差がない道路を走行する

今回の検証では、「急ブレーキをかける」「コーナーを曲がる」「段差を乗り越える」といった3つの走り方を試しました。

この中で、「急ブレーキをかける」「コーナーを曲がる」では、検証に使った置いた物が滑ることはほとんどありませんでしたが、「段差を乗り越える」時だけ平面の割合が低い物ほど、段差のたびに動いていました。

そのことから段差がない道路を何時間走っても、置いた物が動く事はないでしょう。

反対に、短時間であっても段差の多い道路であれば、置いた物が動く可能性は非常に高くなります。

ワイドタイプすべりどめシートの商品情報

以下の商品情報と注意点をお伝えします。

  • 素材と耐熱温度
  • サイズは小さめ
  • 使用上の注意点

素材と耐熱温度

素材はエチレンプロピレンジエンゴムで耐熱温度は120度です。

車男爵

夏場など車内が高温になる環境でも耐えられますね。

サイズは小さめ


13.5cm×17.5cmです。

A5よりも小さいです。(A5のサイズは14.8cm×21cm)

また、iPhone15のサイズは7~8cm×15~16cmなので、iPhone15を2台置くとハミ出る計算になります。

使用上の注意点

ダッシュボードが少し山形に湾曲した場所で使うと、接地する面が少なくなるので置いたものが動きやすくなります。

まとめ

ダイソーの「ワイドタイプすべりどめシート」は100円で買える滑り止めシートで、滑り止め効果もそれなりにあります。

ですが、以下の条件を満たしていない場合は、滑り動く可能性は大いにあります。

  • 【条件1】置く物が「面」で滑り止めシートに接地している
  • 【条件2】重心が低い物のを置く
  • 【条件3】段差がない道路を走行する

車男爵

絶対に動かないわけではないので、一時的な使用に限定するのが良いでしょう。

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